オリンピックを目前にした今年、日本人ゴルファーの活躍が目覚ましい気がする。
男子ゴルフのメジャー大会を松山英樹が制したばかりなのに、今度は女子のメジャー大会で、笹生優花が優勝した。
これで、オリンピックのゴルフ競技は、数ある種目の中でもまちがいなく注目されるかな。
日本のゴルフ界にとっても、計り知れない良い影響があるよね。
全米女子オープンで史上最年少優勝した笹生優花選手、おめでとうございます! 🏌️♀️⛳️🎉👏準優勝の畑岡奈紗選手も素晴らしいパフォーマンスでした! 😀 #USWomensOpen https://t.co/iUBi0U2p74
— アメリカ大使館 (@usembassytokyo) June 7, 2021
まぁ、笹生優花選手は、今回のオリンピックはフィリピン代表での出場になるけどね。
日本の国籍の関しては、20歳未満の場合だったら、22歳になるまでに、どちらかの国籍を選択することになっている。
だから、それを決めるまでのゴルフの実績は、フィリピンと日本と、二つの国の記録として残る。
ただ、オリンピックのような、国を代表して出場する国際大会の場合は、どの国の代表として出場するかを選ばないといけないけどね。
今回の優勝で、一気に日本人選手一番手に躍り出たけど、はじめからフィリピン代表で出場することを明言していたから、そこは変わらないだろうけどね。
【解説】笹生優花は日本とフィリピン二重国籍、日本女子の五輪争い影響せず #笹生優花 https://t.co/epjvPpunO8
— 日刊スポーツ (@nikkansports) June 7, 2021
それにしても、はじめて笹生優花選手の存在を知ったのは、去年の8月に開催された「ISPS HANDA 医療従事者応援!! チャリティレディーストーナメント」のときだった。
ちょうど、コロナで中止が続いていた女子ツアーが、ようやく再開され始めた頃だった。
その時は、優勝した吉川桃選手と最後まで優勝を争い2位になっていた。
その試合を観たワールドメイト会員から、男子選手みたいにかっ飛ばす、すごい女子選手がいたという話を聞いていたけどね。
その試合は、深見東州先生の意向で、医療従事者に獲得賞金の何割かを寄付をすることが決まっていた。
ところが笹生優花選手は、気前よく、2位の賞金額全てを医療機関に寄付したそうだ。
19歳なのに、深見東州先生が話されていたスポーツ選手の社会貢献、チャリティーの重要性を、すごくわかって実践しているなと思って、印象に残ったのを覚えている。
その直後に開催された国内女子ツアー2戦3戦では連続優勝を達成し、一気に日本ゴルフ界にその名が知れ渡った。
その大会で優勝争いをした2位の選手が、「まるでタイガー(ウッズ)と回っているみたいだった。(無観客だが)ギャラリーさんに見てもらいたかった。女子ツアーだと思うけど、男性がいた。あの年で、あんなに完成されたゴルフしていたら天才」と、驚いていたそうだ。
ジャンボ尾崎が笹生優花を祝福 「努力しかないことを一番理解し頑張ってきた成果」 #ゴルフ #女子ゴルフ #LPGA https://t.co/362Sa3QPQZ
— USLPGA日本公式 (@USLPGAJP) June 7, 2021
2019年から、ジャンボ尾崎の門下生になり指導を受けていたそうだけど、あの厳しいジャンボ尾崎も、早くからその驚異的な資質について、別格のように表現していた。
昨日のテレビでも、ジャンボ尾崎のコメントと画像が出ていたけどね。
ジャンボの袖に、国際スポーツ振興協会(ISPS)のロゴがしっかりと入っていたので、びっくりしたけど。
ロリー・マキロイのフォームを真似したということだけど、そのロリー・マキロイとラウンドをされた深見東州先生は、ロリー・マキロイの目標を高く掲げて努力する姿勢に感銘を受けられていた。
しかし、いくらロリー・マキロイに似ていても、総合的な技術力では笹生優花以上に、世界にはスゴい女子プロがたくさんいるだろうからね。
そんな選手が一同に集う最高峰の舞台で、優勝というプレッシャーに負けなかった。
しかも国際スポーツ振興協会のアンバサダーでもある実力者レクシー・トンプソンに、最終日6打差まで離されたにもかかわらず、そこからめげずに逆転につなげた粘りと精神力は並大抵ではないよね。
6時くらいまではレクシートンプソンの独走に見えたけどメンタルが蝕まれていくのが映像からも伝わってきたよ、、悔しいはずなのに笹生さんにシャンパンシャワーする優しい人だったわ。号泣😭
「信じられない」笹生優花が涙のメジャー初V #GDOニュース #ゴルフ https://t.co/A8MAJ0xLuy
— Omase🇯🇵おマセ (@omase_rati) June 7, 2021
もう一つの母国フィリピンでも、今回の優勝が熱狂的に報道されているらしい。
そして、笹生優花選手の幼い頃からのヒーローでもあるマニー・パッキャオも、祝福の言葉を投稿していた。
ボクシングと私生活のコメント以外はめったに投稿しないらしいけどね。よほど嬉しかったのかな。
2018年以来、深見東州先生とも親交を持つパッキャオだけど、今年の8月には、2年ぶりのタイトル戦をラスベガスで行うことが発表されていたよね。
【連載】笹生優花、母の母国の英雄パッキャオが異例の祝福「誇りに思う」#golf #ゴルフ #笹生優花https://t.co/ifKjeGHdos
— 日刊スポーツ (@nikkansports) June 7, 2021
去年からのコロナで、日本のゴルフ界も苦境が続くけどね。
そんなコロナ禍で、感染リスクが少ないためかゴルフ人口が増え、ゴルフが見直されているようだ。
そこに持ってきて、男女のメジャー制覇という明るい材料が揃い、今、日本のゴルフ界には追い風が吹いているのかもね。