ワールドメイトの正月神業は、新型コロナの影響で今年はオンラインで行われた。
これまでは伊勢とか白山とか磐梯とか、自然の中の神域で行われてきたけど、それも無くなり、ワールドメイト発祥の地である西荻窪で、深見東州先生が登場して行われた。
世間は緊急事態宣言など、かなり慌ただしいけど、至って和やかな雰囲気の中で行われたので、なんだかホッと安心してしまう。
日本も世界も逼迫し苦しいからといって、ワールドメイトの神事までが厳しくなるわけではなく、逆になるから神業は面白い。
緩みすぎてもダメだけど、かと言って危機感から悲壮感漂わせて祈っても良いことはないからね。
おそらく今年世の中が、昨年以上に大変な状況になったとしても、慌てず、心乱されることなく、平常心で過ごせるようにとのことかなと思った。
そのためにワールドメイトの原点のような内容になったのかなと。
オンライン参加ではあるけど、自分自身の足りないところ未熟なところを、貴重な時間をしっかりと使ってまで、足してもらった気がしてありがたかった。
まぁ、新型コロナのおかげで、日本も世界も昨年は大変なことになってしまったけどね。今のところは致死率が低いので、あまり恐れすぎてもいけないとは思うけど。
一方ではコロナの影響で、隠れていたいろんな問題が表にあぶり出されてきた。
そもそも緊急事態宣言にしても、本当ならもっと医療体制がきっちりと整ってさえいれば、出さなくてもやっていけたかもしれないし。
日本は世界的に見ても医療体制が整い、病床も多いはずだけどね。
しかも感染者数も重傷者数も欧米に比べると圧倒的に少ないにもかかわらず、医療が逼迫するなど感染症対策がうまくいかない面があるのは、今後の大きな改革につなげてもらうしかないよね。
大きな代償を払ったけど、日本の感染症に対する対応の仕組みに根本的な問題があるのではと、多くの人が気がついてきたことは良かったと思う。
あと、国産ワクチンがなかなかできない要因とかにも、しっかりとメスを入れて欲しいけどね。
コロナ病床「第1波」より減少 甘い前提、危機感薄く:日本経済新聞https://t.co/aSocfQAsVL
感染急増で自治体が慌てて病床を増やそうとしても、医療現場は既に目の前の患者への対応に手いっぱいで、思うように病床確保が進まない。
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夏から秋の間に医療提供体制を拡充すべきと言い続けたが、無念。 pic.twitter.com/T2WAGqrShG— 足立康史 衆議院議員 (@adachiyasushi) January 6, 2021
海外においては、コロナの関節直接の影響によって、米大統領選挙も含めて荒れに荒れ、アメリカもとんでもない事態になっているよね。
選挙はトランプが勝とうが、バイデンが勝とうが、それはアメリカの有権者が決めれば良いことだけどね。どちらが勝っても、日本にとって一長一短があるわけだし、かなり厳しいことになりそうだから。
それにしても、フェイスブックやツイッター、YouTubeなど、どうみても偏った規制をかけはじめたように思えた。
テック系の大企業がフェイクニュース拡散のスプラッターにならないようにと、思っているのはわかるけどね。
規制が正しく公平にかけられるのならいいと思うけど。
それらを判断するのは難しいことだし、偏った判断になると影響力が大きいだけに怖いなと思う
中国のテック企業が危険視されるのは、共産党に協力をしなくてはいけない法律があることからも納得できるけどね。
アメリカのビッグなテック企業も大きくなりすぎると、普段は民主主義とか言論の自由とか言うわりに、不公平な規制をかけたりするようになっていくんだろうなと、その事実が多くの人の目に触れただけでも良かったと思う。
おそらく、これから巨大テック企業に対する世間の目は、より厳しくなるに違いないよね。
同時にメディアが発信するニュースの公平性や報道の仕方についても、アメリカも日本もかなり問題あることが、今回のコロナのおかげでより多くの人がわかったよね。
あと、専門家や知識人と言われる人たちも、いてもらわないと困るけども、正しいことを言う人ばかりではない、おかしな人もけっこういたよね。
それをまた好んで取り上げるメディアもどうなのかなと疑問に思ったけど。
自分自身で情報を見極め、判断できるようにしなけれどいけないなと、いよいよ昨年は強く思った。
医療崩壊や感染拡大を煽るように報道し、緊急事態宣言が出ると、会社が潰れて困っている人や、自殺が増えるニュースを急に増やしたりとか、本質的な問題や対策を報道するより、混乱を増幅させるような不安になる部分を切り取った報道もよく見るよね。
そのほうが見る人が増えるからなんだろうけど。
まぁ、良いニュースや情報もたくさんあって役に立ってるわけだから、メディアも巨大テック企業のプラットフォームも、問題点が正されて良い方向に向かうことに期待しようかな。
それから、コロナのせいとは言えないけど、中国によるコロナ禍に乗じた香港への強権的な介入や、海洋進出など、目に余る行為が昨年はとみに増してきた。
中国はコロナ発生を認めないどころか、満足な調査もさせない上に、コロナで弱っている相手につけ込むような外交や、戦狼外交言われるような攻撃的な外交姿勢をとってきたため、結果として欧米の中国に対する見方も大きく変わってきた。
トランプ大統領は、コロナが発生して国内事情が苦しくなったために、中国に対して一気に厳しい姿勢を強めたようにも見えた。
初めは国益にならないと日和見していた欧州も、去年の秋くらいから急速に中国の海洋進出を牽制する動きに同調しはじめたのは意外だったけど。
フランスや英国をはじめ、中国とべったりだったドイツまでも、中国に対する対応が変わりつつあるから心強いことだと思うけどね。
コロナ発生の前から、安倍政権時代にインド太平洋戦略を日本が主導してお膳立てをしていたけどね。
そして去年、コロナ発生に関して第3者が検証するべきだとオーストラリアが言い出すと、中国との関係が一気に悪化すると同時に、中国によるオーストラリア国内への浸透工作の実態が国際社会に明らかになった。
その後は米国内でも相当に中国の影響力が及んでいる実態が明らかになってきたよね。
おそらく日本や欧州諸国でも、同じようなことは言えるだろうからね。
国連機関やアフリカ諸国への影響力の浸透も、前から言われてはいたことだけど、いっそう浮き彫りになって、世界の人々もおかしいと気がつきはじめている。
そんなことを考えると、一刻も早くコロナが収束して欲しいとワールドメイトで祈ってきたけど、反面、コロナがきっかけとなって、これまで水面下で見えにくかった世の中の大きな歪みや問題点がどんどん炙り出され、今後の改善や有効な対策に向かうきっかけになるかもしれないなと、そんな風にも思えてきた。
社会的に大きな痛みを伴わないと気がつかないことも多いし、そうでもしないと変わらないことがほとんどなのかな。
とは言っても、少しでも早くコロナが沈静化するように祈り続けるけどね。
まぁ、神様も人の幸せを願うからこそ、時には試練や厳しいことを課されることもあるからね。
そう言う苦い経験をしないと大きく脱皮できないし、間違っていても正すこともなく、本当の幸せを掴むことができなくなるからだろうけど。
なるだけ、お手柔らかにしてもらえるとありがたいけどね・・。
今年もワールドメイトで祈ることが増えそう。