11日から15日まで、クリスマス・第九とメサイア展示会が、ヒルトンお台場で開催されていた。
東京芸術財団と株式会社ミスズのイベントになるけどね。
そこで久々に第九を生で聴くことができた。
声楽に興味がない人でも、第九は好きって言う人は多いよね。やっぱり特別な曲なんだなって改めて感じた。
いまさらだけど、第九は合唱があるのとないのとでは、聞き応えがかなり違うよね。
合唱がまるでオーケストラの楽器のようだし。勇壮で美しい旋律が、声と楽器が見事に調和しながら進行していくところに、なんとも言えない感動を覚えてしまう。
この時期なんで、みんな飛沫が飛ばないように不思議な被り物で目から下を覆って歌っていたけどね。
はっきりと声は届いていたので、被り物の影響はほとんど感じなかったけど。
第4楽章の、バリトンのソロの部分からの演奏だったけど、個人的に深見東州先生の第九の歌い方は好きだなって思う。
声が低すぎず、かといって軽すぎず、重厚に心地よく響いているところがいいなといつも思う。
最後のクライマックスに向かう直前、四人のソロが絡み合う部分の、テノールやソプラノの高音域の中に、なんとも言えないきれいに響くバリトンの声がいいなと思う。
あんな声で歌える人は、少なくとも日本にはいないように思うけどね。
海外の第九の演奏を聞いても、バリトンがそこまで美しく響く声で歌っているものは、あまり聞いたことがないから。
おそらく生で聴けば違うのかもしれないけど。
まぁ、深見先生も、会社経営や公益活動、ワールドメイトの活動と、いろいろと忙しい中でのコンサートなので、なかなか十分に歌い込む時間は取れなかったと思う。
それでも声楽における声の艶や張りを維持されてるのには感心してしまうけどね。
来年は、もっと声楽やオペラの活動を、昔のように本格的にされていくようだから、磨き抜かれた歌声が聴けるかな。
そしてクラシック界の人たちもコロナで大変な状況になっているので、少しでも貢献したいと思ってあるようだった。
ところで、今年はヴェートーヴェン生誕250年らしい。
誕生日が12月16日ごろと言われているそうだから、昨日だよね。
今年は毎年恒例の「1万人の第九」の開催も危ぶまれていたようだけど、少しやり方を変えて無事開催されていた。
生誕250年記念の年に無事開催できてよかったよね。
師走の風物詩「1万人の第九」もコロナ禍で様変わり
どのような形になれど、人は皆繋がると証明されました。これ程感動した事があるだろうかと思う程心に響きました。困難があってこそ作るものは本当に人々の心に伝わりますね。 https://t.co/fhy6gXx2PL
— 🏛🌹薔薇の神殿🌹🏛 (@Rosa_Templum) December 6, 2020