夫婦関係や親子関係、仕事とか、いろいろな人間関係などで、相手に対して腹が立ったり、うまくいかないことがあると思うけど、多くは相手に期待感を持ってしまうことが原因のようだ。
ワールドメイトでのお話でよく聞くのは、深見東州先生は、人に対して過度な期待を持たないようにされているそうだ。
それはなぜかというと、期待すると、期待通りにいかなかった時に、がっかりすることになるからのようだ。
別にこれは、人の能力を過小評価するとか、あるいは、人の才能が伸びることを信じていないとかではないからね。
あくまで、人間関係をうまくするためのコツとして、みんなに話された喩えの一つになると思う。
たとえば従業員が、信じられないようなミスをした時、間違いの原因や理由は、きちんと把握した上で指導はされていると思う。
でも、人間同士だから、間違いを正し、今後間違いをしないようにするだけではすまず、腹が立ったり、がっかりしたり、いろんな感情が湧くものだよね。
普通は、そういう感情のもつれから、人間関係がギクシャクしはじめたり、うまくいかなくなったりすることにつながっていくことも多いと思う。
でも深見東州先生は、最初から多くを期待しないようにしているそうだ。
これはジョークもあると思うけど、最悪、お客さんが来たら、ちゃんとお茶を出してくれさえすればいいと、それだけやれればいいじゃないかと笑
極端な喩えで言われたものだと思うけど、それくらい何も期待を持っていないと、期待外れなことが起きても、がっかりすることもないし、腹も立たないそうだ。
それで、どんなに仕事ができない人に対しても、愛情持って粘り強く指導することができるのだろう。仕事ぶりに関しては信用はされてないと思うけど。
それで、自分もよくあるけど、親に対して、なぜこんなことがわからないのかなと、腹が立つことがある。
でも、親からすると、なんでこの子は、もっとこうしてくれないの、みたいな愚痴を言われることもある。
それは、お互いに相手に対してこうしてくれそうなものだ、親だったら、子供だったらこうするのが当たり前みたいな、そんな期待感を持っているから、そうならない時に、腹が立ってくるんだなとわかった。
だから、ある程度は、こうして欲しいとか言うけども、それでも性質からくるものとかは、変わらないことがほとんどだと思う。
10代くらいまでなら、性質やクセも直せるかもしれないけど、ある程度の年齢を経てしまうと、短所を直すことはなかなか難しいとも言われていた。
だから、ある程度言っても直らないのであれば、それに関しては諦めることが大事なようだ。
相手に対し、こうあって欲しい、こうして欲しいと言う期待感を、決して持たないようにするわけだよね。
そこに関しては諦めて、自分でやるとか、諦めることで我慢するとか、そうすれば腹が立つことも、残念に思うことも、愚痴を言いたくなることもなくなり、結果として人間関係もうまくいくようになるんだろうね。
相手の短所ばかり見るのではなく、いいところもたくさんあると思うので、短所に関しては目をつぶって、と言うか直ることを期待せずに、その分をカバーするようにした方が、ずっといい関係が築けて良くなるように思う。
ワールドメイトの支部内でも、あの人のこんなところが嫌いとか許せないとか、言う人もいるけどね。
そこはもう直らない部分だから、相手にもっとこうあって欲しいとか一切何も期待せずに、短所も含めて相手のことを愛して上げることができれば、包容力のある本当の愛情になるんだろうなと思う。