ワールドメイトで知ったパワースポット。北海道にはそういう神秘的な湖がたくさんある。
中でも今回紹介する摩周湖には、パワースポットに興味が無いという人でも、神秘的な神々しさを感じるのではないかな。
まずは、なんといてもその青い色だよね。特に冬場はコバルトブルーに湖面が美しく輝いている。
最近は冬場でも凍結しにくいそうだけど、去年の冬は湖面が全面凍結したそうだ。
もちろん夏でも晴れた日は、青く見えるときもあるようだ。これが摩周ブルーなんだろうね。
そして摩周湖は、神秘的で多彩な霧がかかることでも知られている。ワールドメイトの深見東州先生もカバーされている、「霧の摩周湖」という歌謡曲で有名になったそうだけど。
雲海というのか、波立つような霧だよね。
霧は夏場に出やすいそうだけど、晴れていても、あっというまに霧に包まれることもあるそうだ。
なかでも圧巻は、滝霧と呼ばれる現象。
これは、湖を囲む外輪山の断崖から、白い塊のような霧が滝のように流れ込むさまをいうそうだ。
主に夏に見られるらしい。
この滝霧は、はるか500キロ離れた太平洋三陸沖で、暖かい黒潮と冷たい親潮がぶつかって霧が発生するところからはじまるそうだ。
その霧が風に乗って北上し、沿岸の街や牧草地を通過し、釧路湿原で水分を補給し、摩周湖付近に到達する。
そこで外輪山を超えられずに、周辺に波のように漂いつつ溜まっていき、ついには高さが外輪山を超えた時、ドオオォ〜と湖面へと流れ込んでくるそうだ。
まさに滝のようだね。スゴすぎる。
全体から見ると、こんな感じだけど。
通常、海霧は上陸すると消えるそうだけど、釧路湿原で水分を補給するので、内陸深くまで入り込んでこれると言われている。
それでも考えられないような不思議な現象だよね。
摩周湖の滝霧は、大気の温度や風の強さ、釧路湿原の湿度などの自然の偶然がいくつも整った時にしかおきない、“神秘の霧”なんだろうね。