先日、あるところで宗教なんか無くなればいいという人に出会った。
その人が言うには宗教があるおかげで、世界の紛争が起きるからという事だった。
ほかにもいろいろ言っていたけどね。
宗教が原因で戦争が起るのは事実だから、そういいたい気持ちはよくわかるんだけどね。
でも、自分は、宗教はなくならないと思うよ、と言った。
だから宗教をなくすとか、非現実的なことではなくて、どうしたら紛争が解決するかを考えるしかないんではないの、と言ったけどね。
だって神様がいるんだから、宗教だってそう簡単に無くなることはないよね。
もちろんワールドメイトのような普遍的な宗教性をみんなが理解して、万教同根の部分に気が付き、道徳的にも社会が進化すれば、宗教は必要なくなるのかもしれないけどね。
今のところ、それは遠い遠い先のような気がする。
表面のことだけ見て、宗教があるから戦争が起きると言うけど、おそらく宗教が無くても戦争は起きるに違いないよ。
要するにまだまだ人類は、争いを無くすところまで成長ができてないんだと思う。
宗教が、たまたまその主役になってるだけで、そのような宗教が生まれなければいけなかった、その背景までは考えてないよね。
宗教があるおかげで、国と国、民族と民族は敵対し争うけど、宗教が無かったら、国の中が退廃し、同じ国民同士が争い、民族内部での仲間が争い、そんなもっと細かな悲惨な争いがいっぱい増えていく気がするね。
それに宗教がないとなかなか神様への信仰が育ちにくいし、また宗教で救われなければ、もっと多くの不幸が生まれていたのも間違いないからね。
世界中に戦う神様なんているぐらいだから、そもそも神様に対する偏見や無知から改める必要があるかもね。