ところで今日は、またまた明るすぎる劇団東州定期公演の感想の続きだけど。
どれも粒ぞろいの力作ばかりだったので、あとふたつの演目の「風の子」と「カフカ」にも触れておこうかな〜。( ̄∀ ̄;)
ふたつとも、もちろん戸渡阿見ワールド全開の物語だったけどね。
深見東州先生作曲の超名曲「はるかぜ」にのって始まる「風の子」は、風の神様が出てきたりと、まさに戸渡阿見文学の真骨頂だった。
いじめにあってる風の子を、いろいろなふしぎなキャラクターが慰めたり励ましたり、いじめにあってる子供たちにも見せてあげたいような、心温まる物語だった。(⌒〜⌒)
でもそんななかにも下ネタ系のギャクがちりばめられていて、けっして湿っぽくならずに、逆に明るく笑い飛ばして、元気に乗り切る感じに仕上がっている。
主人公はなぜかカエルなんだけど、そのカエルが言う、「孤独とは錯覚だ。人間だけが錯覚しているんだ」というセリフには、思わずドキッとさせられた。
この言葉は、きっとものすごい名言になるかもね〜。∑ヾ(⌒ω⌒;)
それから「カフカ」もなかなかびっくりの演出だったけどね〜。
なにしろワールドメイト会員の自分など、狐や狸が出てくるだけで、思わずいいのかな〜なんて、よけいなことを考えてしまう。( ̄〰 ̄)
でもこれは、ワールドメイトの世界とは違って、あくまで演劇の世界での演出だから、これでいいんだよね。
世間的には、なんの問題も無いことだしね〜。
そして得意の言葉遊びのかけあいがあったり、わりとドタバタギャク的展開から、途中でダンスが始まったり、最後は主人公カフカが何かを悟るという、まったく奇想天外で予測不可能なストーリーだった。
まるでおとぎ話の世界を、現代風にアレンジしたような、摩訶不思議な世界に引き込まれてしまう。
まあ、そこがこの明るすぎる劇団・東州の、パラレルワールド的魅力なのかもしれないけどね〜。( ̄∇ ̄;)
byあんこ