2020年の大河ドラマのタイトルが「麒麟がくる」に決まったそうだ。
そして、時代が戦国末期から織田信長の安土桃山時代という設定だから、ワールドメイト会員的には少しおどろいている人もいるかも。
NHK大河、明智光秀「麒麟がくる」…「麒麟」の意味は?- デイリースポーツ
タイトルにある空想上の獣である「麒麟」について、制作側は企画意図で「王が仁のある政治を行うときに必ず現れるという聖なる獣」と説明。作品で描かれ、光秀が生きた時代には「応仁の乱後の荒廃した世の中を立て直し、民を飢えや戦乱の苦しみから解放してくれるのは、誰なのか、そして、麒麟はいつ、来るのか?」と、麒麟の出現が待ち望まれる時代であったとした。
まぁ、その話はいいとして、今は、北朝鮮情勢が激しく動きそうなとても大事な時期だよね。
平昌オリンピックへの参加、南北融和の演出に始まって、今日から北朝鮮は核・弾道ミサイル実験を中止し、核実験場の廃棄も行うと発表した。
ただし、現在保管している核についての言及はないけどね。非核化へ向けての前進であると、トランプ大統領は概ね評価はしているようだけど。
米朝会談が実現すれば、間違いなく一筋縄ではいかない、したたかな交渉をしてくるだろうし、確実に実行に移すまでは何も信じられないけどね。
(質問)北朝鮮が核実験とICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射実験中止を表明しましたが、受け止めと今後の対応についてお聞かせください。 pic.twitter.com/R31h5F2Tsk
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) 2018年4月21日
ところで、こんな将来の安全保障をめぐる重大な時期にきているのに、国内では、今だにモリカケのことで野党やマスコミが騒いでいていいんだろうかなとつくづく思う。最近は、財務相のセクハラ問題まで、さらに加わっているけどね。
深見先生は、以前、週刊誌のインタビューで、それにしても今の野党は弱すぎますと言われていた。今回のバースデー書画展でも、与党がしっかりしていて、それに負けないくらい野党の力も均衡している方が、日本の政治としては良いと思う、みたいなことを言われていた。
そういうことで、与野党に関係なく、超党派で有為なる政治家さん、あるいはそうなろうと志のある政治家さんを応援されている。
たしかに一つの政党、政権だけが強くなりすぎると、安定政権として外交的には良い面もあるけど、国内では腐敗していきやすい面もあるのかなと思う。
そういう意味では、野党にも、もう少ししっかりしてほしいなと、思う気持ちは持っている。
それにしてもこの時期にきてまで、まだモリカケをメインにしていたら、いい加減にしないと、本当に日本のことを考えているのかなと思ってしまう。この問題で安倍政権の支持率が下がったところで、誰も今の野党に政権を変わってほしいなんて思わないと思うけどね。
安倍政権よりも説得力のある、外交や安全保障の問題について、存在感のある発言や行動をしないと、重箱の隅をつついてばかりだと、ますますジリ貧になるんじゃないのかな。
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今回、バースデー書画展での深見先生のお話では、文天祥の正気の歌のことを話されていた。ワールドメイトでもなんども聞いたお話だけどね。
それをもとに、藤田東湖や、広瀬中佐など、自作の正気の歌を詠んだ。
それらを紹介されながら、誤解中傷を受け、屈辱を受け、逆風を受けても、そんな時にどう生きていくのか。
政治は与野党が屈曲しながら、現実には汚いことやウルトラなことで鬩ぎ合いながら、大きな時代の方向へと引っ張られていくものだからと言われていた。
それを天地には正気が満ちているからということで、例えば世の中に動乱がある時には、これではいけないと治めていこうと志していく人に天は味方をするし、世の中が太平で腐敗していく時には、これを正していこうとする人に天は加勢をする。
そんな風に、天地には常に正しい方向にバランスをとっていこうとする正気が満ちていることを信じて、志を持って生きていくというのが本当の学問だし、フィロソフィーだと言われていた。
だから、どんな逆境にあっても、誤解中傷を受けても、絶対に尻を割らないで、これだと志したことをやり通していくそうだ。
そんな学問と高い志を持った政治家さんがたくさん出てくれば、日本も、もっと良くなるのかもしれないよね。