ふだん、野球をほとんど見ない自分のような人間でも、ワールド・ベースボール・クラシックには魅せられてしまった。
特に準決勝のメキシコ戦では、もう日本無理かなと何度も思ったけど、最後に劇的な逆転勝利が待っていたとは。
これが野球の醍醐味かと、野球であれほど感動したのは初めてだった。
しかしそれも束の間、翌日の決勝では大谷翔平とトラウトが、一番緊迫する最後の最後の場面で相まみえるという、こんな奇跡のようなドラマが現実に起きるなんて、野球の神様って想像もつかない舞台を用意してくれたんだなって、しばらく震えが止まらなかったけどね。
アメリカの監督が、日本に敗れた後のインタビューで、「今夜、野球界は勝利した」と言わしめるほどの、世界の野球界を変えるほどの試合だったんだなと思った。
思えば今季のエンゼルスのキャンプ中、チームメイト全員が注目する中で大谷がピッチング練習をしていると、トラウトが打席に立たせてくれないかと頼んだそうだけど、大谷はそれを断ったそうだ。
まぁ、理由はわからないけど、大谷はこの決勝での対決を予感していたのかも。
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— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) March 22, 2023
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それにしても日本代表は、大谷翔平だけではなく、打撃ではそれ以上に貢献したと思える吉田選手をはじめ、切れ目なく打っていたよね。
期待されながらも唯一足を引っ張っていた村神様も、大事なメキシコ戦とアメリカ戦では貴重な決定打となる一打を放ってくれたし。
なんと言っても、メキシコやアメリカの打線を少ない失点で抑え込んだ強力な投手陣の踏ん張りが、ホントにスゴかった。
監督を中心に、野球は全員の力が発揮されたチームが最後に勝つんだなと思った。
大谷とトラウトがいるエンゼルスがなぜ勝てないのかも、スゴく納得できた気がする。
で、あんなに闘争心を前に出した大谷選手を見たのも初めてな気がするけど、実は大谷選手が決勝戦を前にチームメイトに語った言葉がすごく印象的だった。
2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™
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決勝・アメリカ戦の円陣声出しは #大谷翔平 選手!
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この話はアメリカでも話題になっていたけど、ワールドメイト会員の自分としては、深見東州先生がいつも言われている「意識の壁を破る」というお話と同じだなと思った。
深見東州先生はいろんなたとえを使って「意識の壁を破る」話しをされてきたけど、一番最初に聞いたのは、大リーガーとして活躍した野茂英雄の話だったと思う。
野茂が大リーガーのばかでかい強打者を相手に、キリキリ舞させる投球で大活躍をしたから、それを見て小柄な日本選手でも、体格が違う本場大リーガーに十分通用するんだと、日本人が大リーガー相手に持つ意識の壁が破れたんだよね。
それで野茂の後、日本人選手が大リーグにどんどん渡るようになり、活躍する選手が増えたという話だったと思う。
それまでは、小柄な日本選手があんなスゴい体格と技術を持つ大リーグで活躍するのは難しいという意識を、誰もが持っていたからね。
そんな日本人の持つ意識の壁を初めて野茂が破ったから、その後の日本選手の活躍が始まったといえそうだよね。
No. 1 🥇 🇯🇵 pic.twitter.com/EaTVYpfMIH
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) March 22, 2023
今回の大谷翔平選手の発言は、かなり控えめに、今日1日だけは憧れるのを止めましょうというものだったけどね。
当の大谷翔平は、とうの昔にそんな憧れは捨てていたと思うし、超一流の大リーガーにはなれないし、敵わないという意識は微塵も無いと思う。
それどころか自分が投手でも打者でも絶対に世界一の選手になる、なれると確信して努力して、実際に実現しつつあるからね。
大リーグどころか日本国内でさえも、誰もが二刀流で成功するのは不可能だと言っていた時から、そんな意識の壁なんか、一人だけ飛び超えていたわけだから。
大谷翔平選手の中では、超一流の大リーガーに対して貪欲に学ぶ気持ちはあっても、余計な意識の壁はとうの昔に無くなっていて、今や大リーグでも尊敬され憧れられる存在になってしまったよね。錚々たるレジェンド達からも親しく思われているし。
だからその言葉の重みは、日本代表チームの意識の奥に残っていた、大リーグのスーパースターへの憧れという「意識」を破ったに違いないよね。
憧れの意識がわずかでもあると、そんな憧れの素晴らしい人たちに勝てるのだろうかと思うし、相手を遥か上に見ている時点で気持ちで負けてるからね。
だからその意識を無くさないと、アメリカを超えることができないことを、誰よりも大谷翔平は知っていたんだね。
【WBC】#大谷翔平 の回答にMLBレジェンドうなる A・ロッドは「掛け声に感動した」|東スポWEB #WBC2023 https://t.co/SMKF1Nisa6
— 東スポ (@tospo_prores) March 22, 2023
スポーツ選手では無いけど深見東州先生も全く同じで、欧米人と違うから自分には無理だろうとか、世界的な著名人に対する憧れとか、そんな「意識の壁」は全く持たれていない。
オバマやクリントン、ブッシュ息子のような歴代の大統領と会われたときも、失礼が無いように細心の注意を払ったり、敬意を持って万全の対応はされるけど、全く自然体で自分たちのようなワールドメイト会員と話すときとそれほど変わらない。
それはアメリカの大統領や欧米人がなんぼのものじゃと、こちとらス神を背負っているのだ~みたいな・・。
欧米の素晴らしいオペラやバレエのような文化に対しても、日本文化も負けていないと思われているから、学ぶために愛してはいるけども、必要以上に恭しく敬ったりはされない。
そうじゃないと、いつまでも日本人のオペラは、欧米のオペラを超えられないからだろうね。
まぁ、そんな感じでどんなにスゴい相手に対しても余計な意識を全く持たれていないから、アメリカの大統領や、あるいはイギリスの王室の人たち、その道の著名な人たちも深見東州先生とは自然体で話せるのか、すぐに親しくなりおつきあいが始まっていくんだろうね。
極端な例えを紹介したけど、普段から人はいろんなことに意識の壁を作っていて、それを破れないために四苦八苦することがなんと多いことか。
大きな問題ほど、大変だーとならずに、「なんだ、そんなもんなんだ」と思って、あとは殻をやぶる具体的な実例をインプットすることで、乗り越えられると話されていた。
ワールドメイトではそんな具体的なお話をたくさん聞くことができるから、会社経営の行き詰まりや、人間関係の行き詰まりなど、いろんな問題が解決した人がたくさんいるけどね。
【#ヌートバー 独占手記:前編】
— 日刊スポーツ (@nikkansports) March 22, 2023
【WBC】ヌートバー独占手記「日本人としての誇り」栗山監督の手紙と大谷翔平に学んだ事 #侍ジャパン #WorldBaseballClassic #WBC2023 #LarsNootbaarhttps://t.co/jhX54N0dcQ
あともう一つ、今回アメリカからヌートバーがチームジャパンに加わったけど、彼は大谷選手に食い下がり、いろんなことを学んだらしい。
その中で一番印象に残っているのが、大谷翔平が野球の練習に対して、いかに細かいことにまで気を配っているか、だったそうだ。
具体的な内容まではよくわからないけど、これも深見東州先生がよくワールドメイト会員に言われている、「細かいことが全てなんですよ」という話と同じかなと思った。
超一流の経営者、超一流の料理人、なんでも超一流になる人は、細かいところに気を配り、細かいところにこだわりを持ち、多くの細かいことをしっかりと積み重ねてきたからこそ、そうなっているという話だったと思う。
そのお話でも、さまざまな具体例をいくつも話されてきたけど、それを聞いてから、細かなことを疎かにしたりせず、アバウトに考えずに、少しはやるようになった気がする。
そうすると、その分だけやはり成果が違ってくるんだよね。