今回は日本三大弁財天としても有名な神奈川県のパワースポット江ノ島を紹介。
江ノ島は紹介するまでもないと思うけど、風光明媚な景観と、美しいイルミネーションでも有名な、夢のようなところだよね。
湘南や鎌倉の観光スポットの定番として、多くの人が訪れる観光地になっている。
しかし江ノ島の中心には江島神社が鎮座しているけど、この江ノ島の神様は、国にとっても、個人や会社にとってもありがたい神様なんだよね。
ワールドメイトで、いろんなお話を聞いたけど、それを知ると観光気分で訪れるのは申し訳ないというか、もったいない気になる。
まぁ、それは置いといて、とりあえず神社の由緒によると、欽明天皇の時代(552年)に、急に江の島ができたことになっている。
その島の龍穴に神様を祀り、祭祀を行ったのが江島神社の始まりと言われている。
その後は役小角が洞窟を霊場として開き、空海がきて修行し、岩屋に本宮を作ったと言われている。
日本はこの頃から神仏習合になっていくわけだけど、ここでは泰澄や日蓮、一遍上人など名だたる僧侶たちが修行したと伝えられている。
江ノ島のすぐ近く、日蓮の竜の口の法難では、日蓮が今まさに斬首されようとした時に、江ノ島の方角から月のような大きな光るものが飛んできて、武士たちは畏れをなして日蓮を処刑できなかった、という伝承が残っているよね。
弁財天信仰の始まりは、鎌倉幕府ができる直前の1182年、源頼朝の奥州調伏のために僧文覚が弁財天を江ノ島に勧請し、その後も、室町、江戸と、将軍たちから篤く崇敬され保護されてきた歴史があるそうだ。
江戸の中期くらいからは、庶民にも弁天信仰が広がり篤く信仰されてきたらしい。
明治維新になる前は、金亀山与願寺と称し、江島明神とか江島弁天と言われていたそうだ。けど、神仏分離令の発布により、江島神社に名称が変わる。
そして祭神は、辺津宮に田寸津比賣命。中津宮に市寸島比賣命。奥津宮に多紀理比賣命が祀られる。宗像大社のご祭神と同じ神様になるけどね。
宗像大社は、深見東州先生によると、人・もの・金を集めて動かし、名声成就と立身出世へ導く、真の弁財天の神徳があり、仏教における弁財天の、正確にはヒンズー教の女神が仏教に取り込まれたと言われているけど、その本地だと言われていた。
神仏分離令後は、江ノ島の弁財天は境内の奉安殿(弁天堂)に祀られている。
田寸津比賣命、市寸島比賣命、多紀理比賣命の3女神は、天照大神と素戔嗚尊が、天の安河内でうけひをした時に、素戔嗚尊の剣から生まれた女神様だよね。
高天原を乗っ取る気はないことを示したと言われている。
さらにもっと深い秘密がそこには隠されているんだけど、江ノ島も、日本の名だたるシャーマンたちが訪れていただけに、いろいろと秘め置かれたものがあるわけだよね。
パワースポットとシャーマンの存在は切っても切り離せないよね。
シャーマニズムへの理解がないと、パワースポットだって成り立たないかも。宗教もそうだと思うし。