昨日夜、ワールドメイトの支部にいるとき、熊本で震度7の地震が起きたことを知った。スマホに震度7の地震と出た時には、一瞬信じられなかった。
ワールドメイトの仲の良い子の実家が熊本だったから、気になってその子に電話すると、相当に揺れて怖かったということを母親から言われたそうだ。電話もなかなかつながらなかったらしい。
一夜明けて、亡くなられた方が9人、800人近い人たちが負傷、うち重傷の人が50人以上もいる。これ以上、被害が大きくならないように、朝から祈るばかりだった。亡くなられた方たちのご冥福を祈りたい。
今回の地震は、余震がとても多い。それも震度が激しい。本震(6.5)と同規模の余震(6.4)も発生するというとても危険な状態だ。
複数の活断層から構成される日奈久断層帯と布田川断層帯に沿って、多くの余震が起き、現在も油断ならない状況が続いているそうだ。
布田川断層帯というのは、熊本の南阿蘇村から益城町にかけ、東西64キロ以上にわたり、3つの区間に分かれているという。
日奈久断層帯は、益城町から八代海南部に81キロにわたって北東から南西に走り、やはり3つに分かれているそうだ。
その2つの、それぞれの断層では、M6.8からM7.5クラスの地震が起きるだろうと想定はされていたらしい。中でも、政府の地震調査委員会では、日奈久断層帯が30年以内にマグニチュード7.5の地震を起こす確率を最大6%としていたそうだ。
そして、今回の地震では、すべての断層が動いたわけではないそうで、今後とも巨大な地震に備える必要があると、専門家が指摘している。
2つの断層帯がすべて連動して地震が起きた場合は、M7.8から8.2の地震が発生する可能性があるということだ。
今回の地震は、マグニチュードの割には震度7という激しい揺れを記録した。そこの地盤が弱かったのではないかと専門家が言っていたけど、もしもM8クラスの地震が来たらどうなるのかなと思う。
今後の地震対策にかかってくると思う。ワールドメイトでも祈りたい。
それにしても、先月は東日本大震災から5年目だったけど、あの地震の怖さや悲劇を繰り返したくないという強い思いが、自分の中で、かなり薄れていたように思った。
今回の地震で、いつでも、どこにでも、あのような地震が来てもおかしくないということを、再び肝に銘じておきたい。
東日本大震災で味わった悲劇と教訓を忘れてはいけないと思った。
ちなみに、M6.5クラスか、それ以上の規模の大きな地震は、阪神大震災以降の約20年だけでも、毎年のようにとは言わないまでも、20回近く起きている。
けど、震度7を記録したのは、阪神大震災と、新潟県中越地震と、東日本大震災しかなかった。
阿蘇の神様と氷見の神様との関係は、ワールドメイトで10年前に聞いたことがあるけど、身が締まる思いの人も多いかもしれない。
ワールドメイトのゴールデンウィークの神事でも、しっかりと祈りたいと思う。