安保法案が、参議院特別委員会で可決した。このあと参院本会議での成立を目指している。
今回、大規模な反対もあるようだけど、法制の面からいえば、たしかに憲法違反という理屈も理解できる。
しかし、ここ数年の国際情勢というダイナミクスな面から見ると、この法案がなければ日本の安全は確保できないという意見がまともに思える。
日本は憲法改正が、非常にできにくい国だというのは昔から知っていたけど、今まではそれでもいいと思っていたけどね。平和の精神を守りたいと思うからね。
しかしこの数年で、世界の情勢、日本をとりまく世界の情勢や環境は変わってしまった今となっては、かえってそれが足かせになってるのかなぁと思えてくる。
戦後日本が主権を回復してからは、世界はともかくとしても、日本だけは平和だったので、集団的自衛権どころか個別的自衛権の行使さえも想像がつかなかった。
まわりの国も太平洋戦争の教訓があるから、日本はしないほうがいいと思っていただろうしね。
安保関連法案 参議院特別委員会で”可決” の瞬間 2015年9月17日
安全保障関連法案を審議している参議院の特別委員会は、法案に反対する野党の怒号が響く中、鴻池委員長が午後4時半ごろ、法案の採決に踏み切り、法案は、与党などの賛成多数で可決された。
鴻池委員長に対する不信任動議が否決されたのを受け、鴻池委員長が委員長席に戻った途端、採決動議を警戒した野党議員が、一斉に委員長席に詰め寄った。
この混乱のさなか、自民党議員が採決動議を読み上げ、賛成多数で安全保障関連法案が可決された。
与党は17日中に、参議院本会議に法案を緊急上程し、可決・成立を目指している。
一方、野党側は、安倍首相や閣僚らの問責決議案や内閣不信任決議案などを提出し、徹底抗戦する構え。
ところで、チリで大きな地震が起きた。明日の早朝に津波が来るのではないかと言われている。
チリでは4〜5メートルの津波に襲われているところがある。そこまでの津波はこないにしても、太平洋側は少し注意が必要のようだ。
チリ沖のM8.3地震で5人死亡、ハワイや日本に津波到達の恐れ
[サンティアゴ 16日 ロイター] - チリ沖で16日、マグニチュード(M)8.3の地震が発生した。当局によると5人が死亡。国内の主要銅鉱山2カ所が操業を停止した。震源はバルパライソの北169キロで深さは25キロ。当初、M7.9と発表されていたが、8.3に修正された。震源から約280キロ離れた首都サンティアゴでも揺れを感じた。また、津波警報が発令され、コキンボで約4.5メートルの津波を観測した。
太平洋津波警報センターはフランス領ポリネシアに最大3メートルの津波が到達する可能性があるとし、ハワイや日本を含む広範囲の地域に1メートル以下の津波が到達する恐れがあるとしている。
こんな日本の大事なことが決まる時に合わせて、太平洋を越えて津波が来なくてもいいのにと思うけど、そうはいかないようだ。
そして、いよいよ明後日は深見東州先生の武道館ライブがあるけど、今週はなにか大きなものが動いているのかな。