阿蘇山といえば、ワールドメイトで何度か行った、とてつもなく素晴らしい神域だ。
阿蘇といっても外輪山に囲まれた巨大なカルデラ盆地で、ながいところは25キロほどもあり、その中心に阿蘇五岳という、ワールドメイトの会員は寝観音と呼んでるけど、実際に巨大な観音さまがいらっしゃる中央火口丘がある。
そんなバワースボットである阿蘇の中岳が今日噴火した。
わりとしっかりと噴火しているのが動画や写真でもわかる。
2000メートルまで噴煙は上がったそうだ。
九州では、鹿児島県の口永良部島が5月に爆発的噴火をし、噴煙は9000メートルまで昇り、火砕流も発生した。あれから4ヶ月、いまだに島民は避難している。
また、近くの諏訪之瀬島も7月に噴火した。そして桜島も危険なレベルで活発な火山活動が続いていた。
最近大規模噴火の可能性はかなり低下したそうだ。しかし、まだ油断できない状況で、昨日も噴煙が1000メートルまで上がる小規模噴火があった。
今回の阿蘇の噴火もだけど、九州では霧島の新燃岳の爆発もまだ記憶に新しいし、ただでさえ活発な火山が多いだけに対策も大変だろうね。
関東も箱根が爆発しようものなら、たいへんなことになるけど、かなり活動は低下しているようだからこのまま収まってくれればいいけど。
14日に発生した阿蘇山(熊本県)での噴火について、火山の専門家は「今後、さらに多くの噴煙を出すなど、活火山としての活動が次の段階に入った可能性がある」と厳重な注意を呼び掛けている。
阿蘇山では1979年9月の噴火で観光客が被災し、死者3人が出た。火山噴火予知連絡会副会長の石原和弘京都大名誉教授(火山物理学)は「今回は79年と同じぐらいの規模とみられる。これまで静かだったのはマグマがたまり、噴火能力を蓄えていたためで、一気に噴火したのではないか。火口から2キロまでは噴石が飛ぶ恐れはあるが、2キロ以内に入らなければ生命の危険はない」と指摘。その上で「テレビの噴火映像からは火砕流が発生しているように見える」とした。