トランプ大統領の国連での演説では、北朝鮮の金正恩のことをロケットマンと言ったり、挑発行為をやめない場合、「米国は大いなる強さと忍耐力があるが、米国と同盟国を守らなければならない時、北朝鮮を完全に破壊するほか選択肢はない」と強い調子で述べていた。
金正恩も負けてないから、「史上最高の超強硬対応措置を断行することについて慎重に考慮する」と警告する異例の声明を発表し、互いに相手を威嚇しこき下ろしているように見える。
そのあと北朝鮮の外相は、その感想を聞かれて、個人的な意見として、最大級の水爆実験を太平洋で実施するかもしれないなどと発言していた。
お互い、どこまでやるつもりなのかなーなんて思ってる人も多いと思うけどね。チキンレースだなんて呑気なことも言われているけど。
あれだけ強硬姿勢で激しい言葉を使うのは、互いに先に軍事行動はできないことがわかってるからだろうけどね。
しかし何か偶発的な争いや事件が起きたりした場合は、拳を振り上げてしまっている以上、軍事行動に繋がらないとは言えないよね。トランプ大統領も金正恩も、何をしでかすか予測がつかない人物だと思われているし。
現状を見る限り、アメリカも、北朝鮮の核開発阻止に関しては、完全に行き詰まってるようにしか見えないよね。
海外では、核保有を認めるしかないという意見も出てるらしいけど。ヨーロッバとかから見ると北朝鮮は遠いからだろうけどね。
でも万が一核保有をアメリカが認めたら、日本もこの先ずっと北朝鮮に脅されながら付き合うことになるのかな。
ただ認める認めないに関わらず、そのうちどこかに核開発やミサイル技術が流れないとも限らないよね。第2第3の北朝鮮が生まれることになると、ますます世界は混乱してしまいそう。
それにしても、これだけ手詰まり感があると、もう現実的に良い策もないし、解決の道はないようにさえ思えてくる。
ワールドメイト会員としては、ワールドメイトで祈るしかないと思えるけど。
北朝鮮の国民の4割は栄養失調だというし、これまでたくさんの人が飢えによって死んでいる。
北朝鮮という国のやり方は非道としか言えないけど、末端の国民は真実の世界も知らされず、苦しい生活を強いられているのだろうから哀れに感じるよね。
こんな体制が続けば、日本にとっても脅威だけど、北朝鮮も不幸だよね。本当になんとかならないのかなと思う。
それから国連では、トランプ大統領はイランも激しくけなしていた。以前から、2015年の核合意についても「最悪の合意だ」と破棄も検討している。
イスラエルも同調し、国連での演説では、厳しい調子でイランに迫っていた。
ネタニヤフ首相は「イランは、われわれの国を破壊すると誓っている。毎日だ。イランは世界中を脅威に陥れる弾道ミサイルの開発を続けている」と述べ、イランの核開発がイスラエルだけでなく地域の安全を脅かしていると訴えました。そのうえでネタニヤフ首相は「変更せよ、もしくは中止せよ。修正せよ、もしくは断念せよ」と強い口調で述べ、イランに核開発を中止するよう迫りました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170920/k10011148651000.html
核合意がイランの核兵器保有を阻むとする意見に対しても、ネタニヤフ首相は、1994年の、北朝鮮の核開発を凍結する見返りにエネルギー支援などを行う内容だった米朝枠組み合意に言及して、「(当時も)同じことが語られた。どんな結果になったか誰もが知っている」と反論したそうだ。
また、その前には、「イランはシリアとレバノンで精密誘導ミサイルを生産する拠点を建設している」として、「イランはイスラエル根絶という目標のため、シリアやレバノンを戦場にしたがっている」とも述べていた。
北朝鮮も、中東も、どちらも難しい問題だけどね。
今は北朝鮮に世界の注目が集まっているけど、中東はこれまでも何度も戦火になってきたからね。
今も各地でそれぞれに紛争が続いているし、複雑な背景と様々な国の思惑が絡む中東の平和への道のりは、もっとも困難なことに見えるよね。
いつになったら解決に向かうのかな〜。
色々考えても同じなので、ワールドメイトで祈り続けるしかないけどね。