今月のゴルフスタイルという雑誌に、国際スポーツ振興協会のアンバサダーの特集が掲載されていた。
世界的に有名な海外選手から、おそらく一般的にあまり知られてない国内の選手まで、たくさんのプロがアンバサダーや契約プロになっていた。深見東州先生の交流関係のスゴさを改めて感じるけどね。
主な海外アンバサダーと深見東州先生の関係や、詳細なプロフィールなども書かれていて興味深かった。
でもその記事の中で、もっとも強く印象に残ったのは、海外アンバサダー全体を総括した、「ISPSと海外有名プロとの契約は、単に金銭的な結びつきではなく、チャリティを目的とした社会貢献にあり、一つの志と、聖なるもの(神)を敬う普遍的宗教心がその根底にある」という見出しの部分だった。
自分がいつも感じていたことが書かれていたので、ちょっと長めになるけど引用させてもらおうかな。
これらの(海外)アンバサダー契約の実情を見るにつけ、両者の結びつきは単に金銭的な関係ではなく、一つの目的、志でつながっていることがわかる。実際にその契約金は周りが思っているほど高額ではなく、また、今回のコロナ禍の中では、その経済事情を考慮して、金額を一時的に下げているケースも多い。メジャーに勝ち、多額の賞金と名誉を得てきた彼(彼女)らは、目先の金で動くほど、人間が安くない。
半田会長が親交を結ぶ相手には、プロゴルファーのアンバサダー以外に、英国王室のチャールズ皇太子をはじめ、英ロイヤルファミリーや、米国元大統領、ニュージーランドやアイルランド、オーストラリアの元首相、英国国教会元大主教、ラグビーオールブラックス元主将など、世界に知られるVIPが、綺羅星のごとく並んでいる。
こういう人物や組織は個人同士の信頼関係を尊重し、決してお金では動かない。お互いに確固たる主張や矜持がその背景にあるからだ。「ISPSは金でつながりを持っている」そんな声も一部ではあるが、それこそ「下衆の勘繰り」であり、心根の貧しさが透けて見える。
もう一つ不思議なのは半田会長が「宗教に関わっている」という偏見とも思える言葉を口にする人間がいることだ。これはある新聞に書かれていた文章を引用したものだが、「宗教は聖なるものへの畏敬」であり、城西大学元教授の杉原誠四郎氏は「人間には生まれながらに宗教心がある」と記している。
願いを叶えようとするとき、自分の力ではどうにもならない別の大きな力に向けて祈る心の動きがある、というのだ。そして宗教教育は「心の教育たる道徳教育と密接に関わっている」とも言っている。
また、武蔵野大学教授の貝塚茂樹氏は、宗教的情操について、「生命の根源、すなわち聖なるものに対する畏敬の念」こそ宗教の本質と説いている。
人間は誰でも困った時や、苦しい時、また喜びに包まれた時、神に祈り、また感謝の言葉を伝えるではないか。今回紹介したアンバサダーに共通するのは、神への感謝であり、畏敬の念。だからこそチャリティに力を注ぎ、人に優しくなれる。「宗教」の本質を理解せず、偏見(無知)を口にする人間こそ、聖なるものを ”冒涜” していることに気付くべきである。
ということで、これを書いたと見られるジャーナリストは、けっこう歯に衣を着せず、体制や大物に対しても本音ではっきりいう人だなぁ~、という印象の人なので、よけいに突き刺さる。
というか、宗教にかなり理解があることに少し意外だったけど。
まぁ、深見東州先生の取材をする中で、かなり勉強されたのかな。
他のマスコミの人たちも、せめてこれくらい宗教への理解があると、世間の偏見もなくなっていくんだろうけどね。