四国の石鎚山は、西日本で一番高い山になるそうだ。今回は、その四国屈指のパワースポットでもある石鎚山を紹介。
それにしても、もともと山が多い日本だけど、なかでも四国はびっしり山が連なってるような印象があるけどね。
その四国の山々の中では、やや西側に中央構造線と平行に走る石鎚山脈があり、東側には剣山系の山々がある。剣山より若干高い石鎚山が険しい岩山なのに対し、剣山は女性的と言われているそうだ。
剣山には、随分前にワールドメイトで行ったけどね。石鎚山はまだこれからだけど。
その石鎚山は複数の峰の総称で、その中の天狗岳という山が最高峰になり1982メートルあるそうだ。ほとんど変らない高さの弥山1974メートルや、南尖峰、そして北岳の4つの総称になるそうだ。
ここは、かの役小角や空海も修行したところで、奈良時代の頃から山岳信仰の地として広く知れ渡っていたらしい。
石鎚山を開山したのが役小角で、その後、寂仙菩薩が石鎚蔵王大権現と称えて深く信仰し、のちの石鎚神社へとつながることになる常住社を創立したそうだ。
現在、弥山の頂上にはその石鎚神社の頂上社があり、そこまで行くには鎖場という難所が4つあるそうで、中には垂直の石崖もあり、そこに垂れ下がる鉄の鎖を頼りに登って行くそうだ。
ただし、相当な体力が必要になるので、無理な人は緩やかな迂回路もあるので安心らしいけど。
ここはジブリのアニメに出てきそうな、天空に浮かぶ島のように見えるよね。
そこから、険しく切り立った天狗岳に登山することが可能らしい。
それにしても見た通りの断崖絶壁のような険しい山なので、やはり鎖を使って登るそうだ。
日本のマッターホルンとも言われているらしいけど、四季折々に、その雰囲気は大きく変わる。
冬季は雪がかなり積もるそうだ。
紅葉の季節は、登山する人で混雑するようだ。弥山から天狗岳の頂上に行くのも道が狭く、頂上も2、3人しか立てないくらい狭いらしいから大変だよね。
さらに、同じ高さの南尖峰も近いそうだけど、この南尖峰の先はとても険しい断崖になっているそうだ。
登山の熟練者になると、こっちから登ってくる人もいるらしいけどね。命がけのような気がするけど。
石鎚山の頂上付近はまさに岩山の様相を呈しているよね。途中には穏やかな道もあるようだけど。
そして、この山系にはウマスギゴケでモコモコと覆われた笹倉湿原という、「神の庭」と呼ばれる神秘的な場所もあるそうだ。
ここも、まるでジブリの世界みたい。
また、当然だろうけど、夜空はとても澄み切っていて、星々がとても綺麗らしい。
こういうところに来ると、星はこんなにたくさんあるんだなと実感できるよね。