ライブ配信で深見東州先生のコンサートを見るのは2度目だけど、たっぷりと3時間鑑賞した。
ライトクラシカルコンサートということで、オペラのアリアが中心だけど、チャゲアスの「セイ・イエス」や「サライ」など、懐かしのヒット曲も歌われた。
みんなが大好きな、いつも、いい曲を選んで歌われるけどね。
ドラッグをしたからと言って良い曲は変わらないし、良い曲を作ったからドラッグをして良いわけではない、みたいなことを言われてなるほどなと思いつつ聴いたけど。
ユーミンの「春よ、来い」は、イントロがスゴく好きな曲だけど、今の季節に聞くのに良い歌だよね。
でも、この日はウクライナの人たちのためにということで、出演者全員で歌われて涙が出てきた。
それからオペラ「聖徳太子」からも、8人の出演者たちがそれぞれのアリアを歌われた。
今回出演したソリストたちが、オペラの舞台にも出演されるらしい。
ソリストの人たちは皆素晴らしい歌声を聞かせてくれた。
オペラ「聖徳太子」に秦河勝役も新たに登場するみたいで、初めて初演された20年前の作品とは少し違うものになるのかな。
最初の時は能楽師の渡邊荀之介氏も救世観音役で出演していたけどね。
聖徳太子の時代は、日本国内でも豪族が権力闘争をしていた時代だったと言われている。
そこから蘇我氏の勢力が強くなり、崇峻天皇は唯一暗殺された天皇になってしまった。
聖徳太子は時代によって信仰への導き手とされたり、軍神として崇められたり、政治や外交家として評価されたりしているけどね。
諸説はあるけど、天皇を中心とした中央集権体制の確立に尽くしたことは間違いないよね。
そして仏教を取り入れて民衆を教化し、儒教は国家の官僚制に生かして、神道の奥義は皇室の中にしっかりと残したと、深見東州先生は言われていたように思う。
真実の聖徳太子は、史実よりももっとスケールの大きな理想を持っていたのかもしれないよね。
「泊瀬部大王のアリア」での厩戸皇子の台詞で、「我には夢があります。倭国を戰の無い平和な国にしたいのです。」というくだりがあったけど。
なんだか「世界を戦争のない平和な世にしたいのです。」と言われているように思えた。