ワールドメイトで聞いたパワースポット

新元号「令和」決定で太宰府天満宮が聖地に?学業成就するには

昨日、新元号「令和」が、発表され、日本中が沸いていたよね。

平成の時は、そこまで騒ぎになっていたかなと思うけど、 新しい時代になっていく、時代が変わっていくんだなという感慨を持った人も多かったのではないかと思う。

 

 

ところで、その元号の出典となる万葉集の巻五、梅花の歌三十二首の序文の一節「于時、初春月、氣淑風、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香」は、太宰府市にあったとされる、当時の大宰府政庁長官大伴旅人邸で行われていた「梅花の宴」から来ていると書かれていた。

大意は、「時は何事をするにもめでたい月、瑞祥の気に満ち、風和やかに、梅は鏡の前の美人が白粉で装うように花咲き、蘭は身を飾る衣に纏う香のように薫らせる」らしいけど、令月は2月という意味もあるそうなので、冬の一番寒い時期に花を咲かせる梅の見頃の季節に、この「梅花の宴」が行われていたんだろうね。

 

 

ワールドメイトでは、梅は神界を象徴する花、と聞いていたこともあるけど、神々と人々が楽しく宴で交わっているような光景を想像して、心がウキウキする、スゴくいい一節からとった元号だなと思った。

ということで、新元号をお祝いする意味で、今日はワールドメイトで聞いたパワースポットでもあり、大伴旅人邸があっとされる大宰府政庁跡付近とともに、「令和」発祥の聖地になるかもしれない太宰府天満宮を紹介しようかな。

 

大宰府政庁跡

 

紹介しなくても、2月3月の入試に臨む受験生にとっては、ぜひとも力をいただきたい、全国的に有名な神社なんだけどね。

特に年始から受験シーズンにかけては、全国から多くの人たちが合格祈願に訪れるので、毎年付近の高速道路から神社まで大渋滞になるほどらしいから。

 

合格祈願の絵馬がたくさんあるんだろうね。

 

ところで、太宰府天満宮の祭神である菅原道眞公は、天神様としてみんなに親しまれてきたけど、当時は亡くなった後、左遷されたことに恨みを持つ怨霊として、朝廷から恐れられていた。

その怨霊を鎮めるためにと、919年、菅原道眞公の墓所の上に社殿を建立したのが、今の太宰府天満宮の始まりになったそうだ。

 

菅原道眞公の亡骸の上に立つ祈願殿

 

宮がつく神社は、本来皇室に関係する神様にゆるされたものなので、この破格の扱いは、いかに恐れられていたかを物語るものだよね。

日本では、平将門が祀られた神田明神もそうだけど、怨霊信仰というのか、善悪に関わらず、この世ならざる不可思議な力を発揮する存在を神様として祀ることがある。

 

楼門

 

その菅原道眞公は、牛が好きだったとワールドメイトで聞いた。

牛は反芻しながら、4つの胃袋で、人間の胃袋では消化できない植物の繊維からでも、しっかりと栄養を取り出すことができる。

そのようにたいした栄養もなさそうな草でも、何度も反芻し、咀嚼して、栄養分にするところが、天神様の好きな理由だと聞いた覚えがあるけどね。

学問の神様と言われるだけあって、どんなことからも、しっかりと深く学び吸収できるようにされていたのかもしれないね。

 

 

牛の像だけではなく、なぜか麒麟の像も立っている。

 

聖人が現れる時に出現するといわれる伝説の霊獣

 

太宰府天満宮といえば、京の都から左遷された菅原道眞公のもとに、京都から一夜にしてやってきたという飛梅伝説も有名だよね。

その飛梅は道眞公の配所にあったけど、天満宮造営後に本殿の前に移されたそうだ。

 

飛び梅伝説の梅の木。白梅になる。

 

また、参道では梅ヶ枝餅が名物らしく、神社のご神酒は梅酒で、神紋も梅の形になるという、梅づくしになっている。

 

太宰府天満宮の参道。スターバックスの作りがオシャレ。

 

実際、200種類6000本の梅の木がここには植えられているそうだ。

 

右側の飛び梅の白梅に対し、本殿の左側には見事な紅梅がある。

 

それは、菅原道眞公が、詩人として梅をテーマにした漢詩をたくさん残し、京都の屋敷のうち2つは白梅殿、紅梅殿と呼ばれていたほど、梅との繋がりが深かったからのようだ。

讒訴によって左遷され、大宰府に向かうことになった時に、屋敷の梅に向かって「東風ふかば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ(春が来て東風が吹いたら、梅の木よ、また花を咲かせておくれ。主人がいなくなっても、春を忘れてはならないよ。)」と詠んだ歌もよく知られているよね。

 

10月は「特別受験合格祈願大祭」の期間とされ、登龍門の伝説にならい「飛龍天神ねぶた」が楼門に掲げられる

 

そんな、学者であり、異例の出世をとげた政治家でありながら、教育者、詩人でもあった菅原道眞公は、学問の神様として信仰が厚い。

だから、受験生にも大人気なんだろうけどね。

 

夏越しの祭り

 

でも、ワールドメイトで聞いた話では、受験祈願の参拝に行くのなら、本当は直前になって行くのではなく、もっと1年も2年も前から行った方が良いらしい。

そうすることで、勉強をしっかりとやれる環境を整えてくださるご神徳があるそうだ。

直前に行くのなら、むしろ勝負の神様でもある八幡神社で祈願する方がいいそうだ。入試で勝負強さを発揮して、受験に合格できるかもね。

 

3連の太鼓橋は、過去・現在・未来を表わしているそうだ

 

言うまでもないけど、しっかりと勉強してなければ、志望校に合格するのは難しいだろうから、学業成就を本気で願うのなら、早くから太宰府天満宮の神様にご祈願するのがいいのかもね。

 

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