少し前のことになるけど、進撃の阪神巨人ロックコンサートのことが書かれた記事を、ワールドメイトの支部で見つけた。
面白い視点で書かれた内容だったので、少し紹介する。
「Quick Japan」(vol.116)というサブカル系の雑誌で、創刊は1994年というから、けっこう古くから続いている。
記事名は「進撃の阪神巨人ロックコンサートで深見東州を体感する」とあり、今回はじめて深見先生のことを知ったライターが書いているようだ。
紹介のしかたに笑ったけど、
「進撃の阪神ロック歌手こと深見東州は、大学受験予備校・みすず学苑の学苑長として、また、神道系の宗教法人ワールドメイトの指導者として知られる人物だ。このほかオペラ歌手をはじめ、書道家、作家、能楽師など数々の肩書きを持ち、さらにカンボジアでの大学経営など慈善事業にも力をいれており、ジャンルを超えたマルチな活動を行っている。
だが、深見と彼の事業展開を語る上で外せないのは、やはりそのユーモアのセンスだろう。みすず学苑のCMにも現れているが、ダジャレやアニメのパロディーが、どのような場面でも炸裂しているのだ。
深見の一見、無鉄砲にも思える活動をつなぎ合わせて深見らしさを生み出しているのは、まちがいなくギャグが潤滑油として機能しているからである。(別にギャグが滑っているという意味ではない)」
という感じで、書いてあった。
なるほど、ギャグがすべての活動をつなぎ合わせて深見先生らしさを生み出しているという意見は面白い。どんな時にもユーモアとギャグだけは忘れられないからね。
それから「大半は深見のファンと推測されるが、彼を崇拝するというよりは、信頼できるおじさんに近いポジションで捉えているように感じた。だとすれば、時に繰り出される下ネタが許容されていることにも合点が行く」というところは、違う意味で笑えた。
ワールドメイト会員の場合は崇敬はしているんだけど、下ネタも含めて人間的に面白い方なので親しみを感じるあまり、側から見るとそう感じるのかな。
でもワールドメイト会員でない深見先生ファンも多かっただろうから、そういう人たちはそうなのかもね。
最後に、「深見のファンが集う場所ではあり、独特のセンスのギャグに満ちているのは予想通りだった。一方で、ロックコンサートの体裁を崩すことなく、単なる音楽ファンである私が見ても、満足感を得られるものだった」とも。
たしかに、ものスゴイ盛り上がりの、最高のロックコンサートだったし。
そして、ジョーリンターナーファンは、かなりいたと思ったけどね。