北海道の中央に位置し、最高峰でもある旭岳と、たびたび噴火する十勝岳、そして活火山ではないけど石狩岳は、とても素晴らしいパワースポットだということを、ワールドメイトで聞いた
日本最大の広さを誇る国立公園で、北海道の屋根と言われる大雪山国立公園の中にあるけどね。
旭岳を中心とする表大雪は、アイヌの人たちからカムイミンタラと呼ばれ、「神々の遊ぶ庭」と言われているそうだ。
旭岳は高山植物の宝庫と言われるほど植物の種類も豊富で、紅葉も8月の終わり頃からはじまる。
一方で、9月には雪が降り始め、白銀の世界へと変わっていく。翌年の7月までは残雪が残るそうだ。
複数の噴気孔から立ち上る噴煙。
旭岳は5600年前に山体崩壊するほどの大噴火が起き、今のような姿になったそうだ。
鏡池から見た旭岳。隣には擂鉢池があり、噴火口の跡になる。
標高2291メートルの旭岳の中腹4合目から5合目付近までは、ロープウェイで簡単に行く事ができる。
この付近、7、8月は高山植物が見頃で、9月には紅葉の見頃になる。
有名なキタキツネや、 エゾオコジョ、エゾユキウサギ、エゾナキウサギなどの野生動物も多い。
また、ヒグマもいるから、ここまでの往復には、ロープウェイを使った方が安全らしい。
]
2016年にマンガ大賞を受賞した、ヒグマや北海道のアイヌ文化がたくさん出てくるアニメ「ゴールデンカムイ」が人気だよね。かなりハマってるけど。
カムイは一神教的な意味での神ではなく、大地や動物、植物などの自然界の恵みを与えてくれるものとか、火や水など暮らしに欠かせないもの、また天候など人の力が及ばないものに神性や霊性を見出して、カムイと呼んでいるようだ。
神道的な感性と似てるところがあるよね。
それでクマのことも、キムンカムイ(山の神)として崇めているらしい。まぁ、北海道だからヒグマのことになると思うけどね。
日本のクマは、ヒグマが北海道に、ツキノワグマが本州や四国に生息しているから。
こちらは十勝連峰の十勝岳。迫り来るような峰々からは近づきがたいような威厳を感じる。
大雪山の山々の中でも活発な活動をしている活火山であり、昭和37年には大噴火が起きた。
今も噴煙をあげ、山頂付近は火山灰に覆われ、ゴツゴツした山肌になる。
一方では、十勝岳の紅葉は驚くほど美しく、日本でも最も紅葉が早い地域と言われているそうだ。
もちろん、ヒグマもいるけどね。大雪山国立公園全体がヒグマの生息地と言われているし。
最近は、人がたくさん住む市街地にまで、ヒグマが出没するニュースをよく聞くけど。
札幌ヒグマ騒動の拾い動画。通行人が背後からいきなりクマパンチ食らってる😱ヘタすりゃ背中抉られちゃうな… pic.twitter.com/BLyKSVDcts
— くもじろう🕷 (@kumo426) June 18, 2021
日本では昔からクマは神様の化身とされ、熊野のように熊の名前がつくところなんかは、神々が集う場所という意味もあるようなことをワールドメイトで聞いた。
カムイミンタラという言葉も、本来はヒグマが繁殖期などでたくさん出没するところ、みたいな意味があるそうだ。
「神々が遊ぶ庭」と呼ぶにふさわしい、壮麗で雄大な景観を誇る大雪山の山々だけどね。
熊が遊ぶ庭というのか、危険で近づきがたい場所という意味合いもあるのかもね。
こちらは石狩岳。火山ではないため、夏はすっかり眩い緑に覆われる。
大雪山全体が高緯度で寒冷な気候になるため、長いあいだ手付かずの大自然が残っているのが、なんといっても素晴らしいよね。