最近、ワールドメイト会員ではない知り合いと先祖供養の話になったけど、そもそもなぜ日本人は先祖供養をするんだろうとか?
あるいは、仏壇は持つ必要あるの?みたいな疑問を持っていた。
最近は、お葬式を簡略化したり、全くしないという人も増えているよね。
お葬式をしない人は、当然、先祖供養もしそうにないし。
先祖供養しない人は、おそらく仏壇も必要ないと思って置かないだろうし。
ちなみに法律では、お葬式をしなくてはいけないという決まりはない。
死後の火葬(もしくは土葬)は必ずやらないといけないけどね。死亡届も出さないといけない。
とりあえずお葬式をするしないは置いといて、仏壇が必要なのかどうかだよね。
ワールドメイトで聞いた話を少し紹介すると。
結論から言うと、仏壇や位牌は、先祖霊が生きている子孫にかからないようにするためにあるそうだ。
仏壇や位牌がないと、先祖霊は、子孫に憑いてしまうことになる。
誤解しないように言うと、別に先祖霊は、ふだん仏壇や位牌にいるわけではないからね。
まず、先祖霊とは何かを理解しないといけない。
親や祖父母など身内が死ぬと先祖霊になるけど、身内に限らず人は死ぬとあの世と言われる霊界に行くことになる。
霊界の存在を信じない人もいるけど、なんとなくあの世にいくという認識を持っている人は多いと思う。
ただし死んだからすぐに霊界に行くわけではないそうだ。
およそ30年くらいは、現世の垢を落とす意味で、地上に近い幽界というところにいて、その後、その人の生前の行いにふさわしい霊界に行くことになる。
回忌供養も33回忌まではちゃんとやったほうが良いと、ワールドメイトでは聞いたけど、幽界にいる間は特に現世と先祖霊のつながりが、かなり色こく残っているからだろうね。
供養をすることで、生きている子孫への悪影響もなくなったり、先祖のあの世での生活にも良い影響を与えるようだ。
そのあとは原則、天国界、中有霊界、地獄界と、本当はもっと細かく分かれているけど、そのどこかに行くことになるけど。
そこで霊界修行が始まる。この世の生活と同じように、それぞれのランクの環境で頑張っていくことになる。
修行というと堅苦しく聞こえるけど、生きてるときも立派な御魂になるための努力、修行をしているわけで。
死ぬと肉体はなくなるけど、霊界に行った後も霊界でできる修行は続くわけだよね。
だから先祖霊というのは、原則としてふだん霊界に住んでいることになるよね。
仏壇や位牌、あるいはお墓に住んでいるわけじゃないからね。
それで、良い霊界に行っている先祖霊にとっては、仏壇もお墓も関係ないそうだ。
霊的に高いランクにいる先祖は、依代がなくても自由に動けるため、人に憑いたりすることもないそうだ。仮に憑いても悪い影響はないらしい。
それに対して、あまり良くない霊界に行っている先祖霊たちの場合は、自由自在には動けない。
そんな先祖霊たちも、お盆や回忌供養などの決められた時には子孫のところに戻ってくるけど、その時に仏壇や位牌がないと子孫に憑いてしまうことになるらしい。
そうすると、子孫に悪影響が出る場合がある。
お盆の頃になると、夏バテでもないのに、なぜか毎年調子が悪くなるという人もいるよね。
自分の場合も、仏壇は家にあったにもかかわらず、そんな感じだったように思う。
先祖たち全員が良い霊界に行ってる家系なら、何も心配はないけどね。そんな家系はほとんどない気がするけど。
悪い霊界に先祖がたくさん行っていたりすると、仏壇があっても救いを求めて、あるいは気持ち良いから子孫に憑いてしまうのかもね。
とういうことで、とりあえず仏壇や位牌の必要性は、何となく理解できたと思う。
仏壇を祀るようになったら、急に家族の体調が良くなるケースも多々あるからね。
ただ難しいのは、逆に仏壇を祀ったために、本来実家に行くはずの先祖霊がやってきて、具合が悪くなるケースもあるらしい。
まぁ、お盆の間だけ具合が悪くなるだけで済むなら、そんなに気にはならないけどね。
先祖霊が霊界に戻らず、ずっと子孫のそばにいることもあるらしいから。
それが胃癌で死んだ先祖だったりすると、その子孫も胃癌になったりすることもあるようだ。
よくがん家系という言葉を聞くけどね。
癌の種類によっては確率が多少上がることはあるらいしけど、癌が必ず遺伝するわけではないし。
それでも現実には、子々孫々と同じような病気にかかってしまう家系があるのが事実だからね。
実は自分の親戚の家系でも、必ず婦人病で死ぬ人がいた。
あるとき、見かねて救霊を申し込んでからは、それ以降は婦人病で死ぬ人は出てはいないけどね。
それにしても霊界は複雑怪奇でややこしい。わかってないことも多いから、実際の現場では、イレギュラーなことが起きてしまうと思うけどね。
なのでワールドメイトでは、お盆や節分、回忌供養は、毎年しっかりと行った上で、それらの時期以外でも、救霊というマンツーマンの救済方法も行われている。
もちろん、個々人の判断でやるやらないは自由だけどね。
あらゆるものに対応できるようにと、さまざまな供養や救済方法が増えてきたのだろうと思っている。