今朝早く、関東や東北、中部まで広い範囲が揺れた。東京の調布市では震度5弱の地震を観測した。
豪雨の直後だけに、ちょっと心配だ。
ワールドメイトでも首都圏地震に関して関心が高いけど、今回の地震は想定される首都圏地震に比べると1000分の1のエネルギーらしく、直接は関係ないと見られると気象庁は言っていた。
これで1000分の1の規模なら、本当に首都圏地震がきたら、想定内であっても大変なことになるというのが改めて実感できる。
引き続き、巨大地震が来ないよう、ワールドメイトで祈ろうと思ったけど、それにしても、震度5クラスの地震が、最近とても多い。
この半年だけでも、5月は小笠原と埼玉北部と奄美と宮城県でおきてるし、6月は釧路でおきた。7月は大分と岩手県で震度5クラスの揺れがおきた。
マグニチュードは小笠原を除けば巨大地震になるようなものではないけど、日本全国よく揺れる。
震度4クラスの揺れになると、この5月からの半年で12回おきていた。大きな被害や津波がおきてないのがせめでもの救いだけど。
ところで、東日本の記録的な豪雨の被害は、宮城県でも渋井川の堤防が決壊するなど被害の範囲が広がっている。
鬼怒川の氾濫も、常総市東側では津波に襲われたような大変悲惨なことになっている。
まだ陸の孤島になった住宅の中に孤立して救いを求めている人も大勢いるそうだ。そして浸水地域が南に広がり、隣接するつくばみらい市にも避難指示が出ていた。少しでも早く救助が進み、水が引くように願いたい。
ところで、話が少しそれるけど、日本のスーバーコンピューター「京」が、スーパーコンピュータの国際的な性能ランキング「Graph500」において、世界1位を再び獲得したそうだ。
1秒間に1京回の計算能力があるそうで、どれぐらいすごいか想像がつかないけど、人類の70億人が電卓で24時間、1秒間に1回のペースで計算を続けて17日間で終わる計算を1秒でやれるそうだ。
この能力を生かして、たとえば大地震が起きて、津波がおきそうなときの浸水状況を短時間で詳細に割り出し、避難指示に役立てることができるようになるらしい。
ワークステーションという高性能のコンピュピューターでやると数日かかる膨大な計算を、最短10分で計算できるというシミュレーションモデルを開発したそうだ。
実用化されれば、今回のような様々な気象変動による災害対策にも貢献できるようになるかもしれない。
スーパーコンピューターは、地球規模での気候変動の解析や宇宙創造の過程など、規模が大きすぎたり、危険を伴ったり、地球上では再現できないために知ることができなかったものを、素早く再現し、検証を可能にするようだ。
科学もITも、どんどん進化しているよね。
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