Jリーグの徳島ヴォルティスのヴォルティス(Vortis)は、イタリア語で渦という意味の「Vortice」からきているそうだ。
徳島といえば、やはり鳴門の渦潮だからね。
他に徳島では、イスラエル大使も何度か訪れたという剣山もある。ワールドメイトでも行ったけどね。
そして、日本最後の秘境と言われる祖谷渓も有名だよね。
鳴門海峡は、カナダのセーモア海峡、イタリアのメッシーナ海峡と、世界3大潮流と呼ぶ人もいるようだ。
ただ速さだけなら、ノルウェーのサルトスラウメン海峡は、時速40キロほどにも達するらしい。
鳴門海峡も、20キロに達することがあり、それでも早いなと思うけどね。
これが渦の巨大さになると、鳴門の渦潮が世界一と言われている。
大潮の時には、20メートルになることもあるそうだから。
ノルウェーのサルトスラウメン海峡でも渦はできるけど、10メートルくらいらしい。それでも鳴門に次ぐ世界2位と言われているそうだ。
鳴門の渦のスケールの巨大さがわかるよね。
3位はフランスのランス河口だそうだ。余談になるけど、そこは最大潮位差が13.5m(平均潮位差8.5m)もあって、それを利用した世界最大規模の潮汐発電所があるそうだ。
鳴門の潮位差は大潮の時で1.5mだから、潮位差や潮の流れの速さだけでなく、海底の複雑な地形など、いくつかの条件が重なって、あのような世界一の巨大渦潮が発生しているんだね。産土力のもたらす奇跡の地形というしかないよね。
ちなみに潮汐の差が小さい日本には潮汐発電所は無く、潮流や海流、波力、海洋温度差、洋上風力を利用した再生可能エネルギーに重点を置いているそうだ。
ところで、一月に2回ほど、満月と新月の時に大潮がやって来るそうだ。特に春と秋は満ち潮と引き潮の水位差が大きくなるそうで、潮の流れも早くなり、大きな渦潮が発生するそうだ。
3月下旬からゴールデンウィークあたりが最も良い渦潮を見ることができるらしい。
ゴールデンウィークの今が春の大潮ということで、大渦潮が見られる季節なんだろうけど、五月の潮見表を見ると、今月は7日(日曜)から14日(日曜)の間にかけて大潮が来るようだ。
それから、ここ数年で、鳴門の渦潮を世界遺産へ登録しようとする動きも加速しているようだね。
夜の夜景も美しいし。
ここは、ワールドメイトでお話を聞けば聞くほど、ものすごいところなんだなと知った。
とてつもない渦潮パワースポットの力で、身も心も洗濯されてしまうかも。
そういう意味で、何度でも行って見たくなるところの一つだけどね。