深見東州著作の紹介

善人は損をし、悪人が得をする現実をひっくり返すには

今回は、ずばり金運を得る方法について書かれた深見東州先生の著作「大金運」を紹介。

ただし金運といっても、正しい金運とそうではない金運があり、その違いは大きく、そこが大事なことをまず説明されている。

だから、単純にお金さえ儲ければ良いと言う人には向かないかも。いや、本当はそう言う人こそ、逆に読んだ方がいいのかな。

 

正しい金運、本物の金運というのは神霊界にあり「福寿の徳」というそうだ。それに対して、魔界の金運もあり、こちらは金運と同時に不幸ももたらし、一時的なものでもあるので、偽物の金運と言えそう。

魔界の金運なんていうと、おどろおどろしいけど、世の中には悪いことをしてお金儲けする人が後をたたないから、それがはびこっていることがわかるよね。

そんな人でも、はたから見ると成功し、お金に恵まれ、幸せに見えるからやめられないんだろうけど。

悪徳で得たお金でこの世では幸せになったとしても、人間にはあの世というものもあるので、決してすすめられないけどね。

 

まぁ、そういう人の財産が、正しい金運で得たものなのか、正しくない金運によるものかは、その人じゃないとわからない部分もあるし、実際には善悪混交していることがほとんどだろうから、一概に判断するのは難しいかもね。

だから、金運やお金というものを正しく理解したら、まず、自分自身が正しい金運というものを実践できるようにするのが良いのかなと思う。

 

photosforyou / Pixabay

 

この本の中には、金運3神をはじめ、様々な神仏への祈願の方法も書かれているけど、会社経営や金運は、神頼みだけではどうにもならないことも、はっきりと書かれている。

かといって、汗水垂らして努力はしているけど、その割にはパッとしない、それに見合うだけの結果が得られていないと思っている人もたくさんいると思う。

そこが難しいところで、ひたすら努力さえすれば必ず報われるほど、金運は甘くないようだ。

 

それを一言でいうと運が無いわけだけど、それはなぜなのか。どうすることで運を呼び込めるのか、努力する方向性ついても書かれている。

それは意外なところにあり、聞かないと自分では気がつかないところだなと思う。そこが他の類書には書かれてないようなところだと思う。

金運がある人は、それらを自然のうちに実行できているんだろうなと思った。

 

 

 

 

ちなみに、正しくない金運で財を得たりすると、3代目くらいになると没落することが多いそうだ。

一般的に2代目3代目は、創業者のような実力がなく、甘やかされて育ってるからそうなると言われているけどね。

でも、時々資産家の家に放蕩息子が生まれ、その子が家の財産を食いつぶしたという話を聞くこともあるよね。

それは資産を築いた時に、人の恨みをたくさん買うような築きかたをしたため、どこかで財産を食いつぶす子孫が出てきたりするようだ。

まぁ、それで家系の悪業が無くなっていく面もあるので、必ずしも悪いこととは言えないけど。

 

あと、カリスマ的な経営者でも、正しくない金運で会社を大きくした人も、けっこういると思う。

よく週刊誌などに、〇〇会社は、下請けや取引先をいつも泣かしているとか、いじめているとか書かれたりすることがあるよね。

それが真実であるとするなら、そんな経営者のもとで働く人たちも、トップのあまり良くない影響を受けるのでかわいそうだけどね。

トップの人物の運気を、その組織の下にいる人たちが受けるのは、どんな組織でも同じだよね。トップに立つ人は、いつも良い運気を持っていてほしい。

 

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最近、深見東州先生が経営されるハンダウォッチワールドのことが話題になるけど、スゴいなと思うのは、その地域のライバル会社とも仲良くしながら、共存共栄で業界を発展させていこうとされていることだ。

理想はそうであっても、なかなか簡単にできることではないと思うからね。

普通は、お互いにしのぎを削り、相手を蹴落としてでも勝ち残ろうとするよね。

もちろん、お客さんが自分のところでは満足できない時には、他の店や会社を紹介する人もいるけどね。なるだけ、自分もそのようにしてきたつもりだけど。

 

ということで、この本にはお金のことについて、広範囲にわたり様々な角度から書かれている。

才能と、才能を開花させる方法についてや、出世するためのポイントについても具体例を出して書かれている。

それらは、必ずしもすぐに身につくものばかりではないけど、知るのと知らないのでは、やがて大きな違いになっていくのは間違いないと思う。

 

よく読むと、それらの多くは奇をてらったものではなく、本当に成功している人が、自然と身につけていることなんだなとわかってくる。

だけど、当たり前すぎるのか、凡人の自分のような人間には、教えてもらって初めてそうだったのか、と気がつく内容になる。

つい見過ごしてしまうのか、あるいは、その意味を読みとくことができるようになるには、何回かは読まないといけないのかもしれないけどね。

また、体験を通して成長した分だけ、理解ができるようになる面もあると思う。

 

これらは、深見東州先生の他の著作や講演ビデオも、すべてそうなっているように思う。だから、日を置いて読み直したり、見直したりすると新たな発見をすることが多い。

もし、この大金運を一読したけど、あまりピンと来なかったという人でも、1年後2年後に再び読んでみると、あれっと思うようになるかもしれない。こんなスゴいことがサラッと書いてあったのかみたいに。

具体的な内容については、本を読んでもらうしかないけど、そんな不思議な本だと思っている。

 

 

Allange / Pixabay

 

 

最後にもう一つだけ、気になったことを紹介すると、なぜ悪い人の方が金儲けがうまくいくように見えて、善人ほど損をしているように思えるのか。

それは悪いことをする人には、悪賢い知恵があるからというのではなかった。

一番の要因は、念力パワーと執念の差によるものだった。

出世競争にしても、何が何でも人を蹴落としてでも出世してやるとか、たとえ理不尽なことをしてでも絶対に金儲けしてやると強く思い続けるような人ほど、ものスゴく凄まじい念力パワーを発揮しているようだ。

もちろん念力だけでは本当の神様は動かないけど、金運霊界は強く引っ張られて動くため、現実界に成就しやすくなるそうだ。

 

対して善人の、人の良い人たちは、そこまで強烈に思うこともなく、それなりに出世し、お金を得ることができたら満足できるという程度の欲望だったりするので、よほど徳分があるのなら別だけど、悪い人の出す強烈な念力パワーや執念に敵うはずがなく、必然的に負けてしまうんだよね。

悔しいけど世の中の現実は、無欲な人間は強欲な人間の風下に立たされてしまうようだ。だからと言って、強欲な人間には成りたくないけどね。

じゃあ、どうするのが良いかというと、悪に負けるかという強い意志で、正しい欲望を強く持ち続けることで悪に屈しなくなってくる。

そのためにもまず欲望にも善悪があることを、よく理解しないといけない。

欲望に正しい欲望なんかあるのかと思うかもしれないけど、それがないと、いつまでも強烈な悪の念力パワーには勝てないから。

なかなか理解が難しい部分でもあるけど、金運を呼び込む大事なポイントにもなるので、しっかりと著作に書かれている内容を何度も読んで正しく実行したい。

 

 

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