深見東州先生が会長をされる国際スポ-ツ振興協会が、東京ヴェルディのスポンサーから撤退した理由が書かれていたのを読んでみた。
読むとわかるけど、なかなか重い内容だったので、少し驚いた。と言っても、そこにも書かれているように、こんなことは、社会で普通に行われていることなんだろうけどね。
それより、ツイッターとかでもさっそく話題になっていて、いろんな反応があるんだなーと、そちらの方がもっと驚いた。けっこう関心が高かったのかなって。
ISPS(深見東州氏)vsゼビオとなっているヴェルディのスポンサー騒動。ISPS側の「スポンサーを降りる理由」を説明しているpdf文章が実に読ませる内容。「宗教団体がスポンサー」の是非は置いておいて、ISPSは真摯にヴェルディを支えていただけに残念な結果になったなぁ。https://t.co/l546KOMsYb
— shushine (@shushine_cgr) 2018年12月25日
ヴェルディのメインスポンサーISPS撤退事情。複雑だと聞いてはいたが、、
ゼビオが全面に出てるけど、アカツキの株式取得とスポンサーのタイミングで宗教法人色を外したかった(株式取得条件だった?)
財務と感情が複雑に絡み合った本来表に出ないものが一部出ちゃった感じ。https://t.co/b5KzQHIWcF
— 加藤明拓 Forward (@Forward_kato) 2018年12月26日
まぁ、バックがワールドメイトだから、宗教だからJリーグから撤退してもらった方が良い、というツイートもあったけどね。
ワールドメイトが寄付で応援はしていても、組織的には、きちっと分けて運営されているんだけどね。よくわかってない人からすると、そこのところがアバウトな理解なんだろう。
宗教団体から寄付をもらっている組織からの支援がダメならば、かなり多くの組織がダメになってしまうと思うけど。
学校関係とか福祉関係、芸術関係なんか、いろんな宗教団体が支援して絡んでいるだろうし。宗教団体が立ち上げに絡んでる組織も多いはず。
スポーツ関係も、知らないだけで、実はとても多いと思うけどね。好き嫌いは別にして、宗教団体が支援しないと、やっていけない分野も多いと思う。
今回の反応を見ると、ワールドメイトとISPSが一体か、それに近い関係のように勘違いしている人もいるのかな。
国際スポーツ振興協会の会長は、ワールドメイトの深見東州先生だけど、海外ではジョン・キー元ニュージーランド首相が、深見先生の代理で様々なISPSの活動に出られている。
英国ISPSの会長は、エリザベス女王の初孫のピーター・フィリップス氏が務めているし。
アンバサダーも、今年ラグビーの神戸製鋼で大活躍したダン・カーターや、ゴルフ界のレジェンド、アーニーエルスなど、ワールドメイトとはなんの関係もない人たちが運営に参加し、アンバサダーとしてたくさん活躍しているからね。
そういう海外の著名な人たちは、情報網が発達しているから、ワールドメイトとの関係や、深見東州先生のこともよくよく調査した上で、喜んで協力されているわけだから、国際スポーツ振興協会が、ワールドメイトとは違うことも当然理解されているよね。
アメリカPGAの男子ゴルフツアーが主催するゴルフW杯も、3回もタイトルスポンサーになっているし、ヨーロピアンツアーから、トーナメントのスポンサードの依頼もたくさんあるようだし、他のスポーツからもあるそうだ。
なんだか今回の件とは逆だよね。海外の人たちの方が、なぜか信頼が厚くて、よく理解しているとはね。
ということで、宗教に対する偏見からくるいかがわしいイメージや、差別的な感覚が、どうも日本ではまだまだ根強いのかなと。問題じゃないことを問題視してしまうような、自分の中では、今回の件とその反応を見てると、そんな風に思えてしまった。
日本の他の宗教のことは、そんなに詳しいわけではないからあまり書かないけど、反社会的で、多くの問題が起きる宗教というのは、本当はごく一部に限られていると思う。
でも、ネットが発達してきてから、どんな人でも自由に書けるので、ちょっと行き過ぎた内容を書き過ぎている人も多いのかなと思ったりする。
企業でも、消費者やお客さんが、ちょっとしたことでも大きなクレームのように書く人が後を絶たないように。実際は大したことないのに、ネットに大げさに悪く書かれると、知らない人が読むと本当かと思うよね。そして、悪いイメージが定着していくのかな。
宗教の場合は、エキセントリックな人も多いから、余計、ひどいことを書いてしまうケースもあるように思う。まぁ、政治家が書かれる内容よりは、それでもマシかなって思うけど。
ただ、今回思ったのは、ヴェルディのサポーターの人たちなのかなっていう書き込みは、これまでのサポートに感謝したいという良識のある書き込みが多い気がした。
おそらく、2年前にメインスポンサーに決まった時は、半信半疑か、抵抗がある人も多かったと思うけどね。
実際にスポンサーになってもらうと、多少驚くような演出もあったけど、概して普通以上にやってくれたと思っている人が多いのかもしれない。
だから、そんなサポーターの人たちの中には、複雑な気持ちで、困惑している人もいるようだし、そこはかわいそうだなって思う。
消滅危機に手を差し伸べてスポンサーしてくれた『ゼビオ』さんも、
ここ2年で多額の資金を出してスポンサーくれた『ISPS』さんも、
本当に感謝しかないし嫌いになれないよ…ヴェルディに投資してくれたスポンサー様だから
なんかこういうのは寂しくて仕方ない。。ホント複雑…
— じゅんちゃん☆ゆうちゃん (@yu0912jun) 2018年12月25日
最初はヴェルディサポもそう思ってました。でもISPSさんはヴェルディのために全力をかけてくれました。J2のお金もスポンサーもないクラブだったヴェルディがJ1すれすれまでいけたのはISPSさんのおかげ。毎度のMoMも楽しませてくれたしw本当に感謝しかない。そして来年も一緒に戦えないのは残念だ
— じーく。 (@Zico_marimari) 2018年12月25日
ということで、ワールドメイト会員的には、今回のことはワールドメイトの活動には関係ないけど、深見東州先生がされてきたことだけに、残念な結果になってしまって先生も気の毒だなって思う。
深見東州先生としては、前々から3年目が勝負と思ってあったようだしね。でも、切り替えが早い方だから、来年は、もっとすごいことをされるのかなと思ってはいるけど。
それにしても、一時期でもサポートされてきたのは事実なので、東京ヴェルディには来年こそJ1に昇格し、さらに優勝争いできるチームになってほしいよね。ヴェルディサポーターの人たちは、すでにJ1チームも見習うべきレベルだと思うから。