7月27日新国立劇場オペラハウスで、第5回東京国際コンサートが開催される。
アンジェラ・ゲオルギューは、ネットで見ると、ルネ・フレミングかゲオルギューかというくらいの売れっ子のソプラノ歌手なんだそうだ。10年くらい前のことのようだけど、今でもそんなには状況は変わってはないようだ。
そして、クラシック界にもルックスが重視され始めた時期の、その最初のトレンドを作ったのがアンジェラ・ゲオルギューだったという人もいる。
90年代に、あまりにも人気が出て、女王様的な言動でもとても有名になったらしい。今回は、深見先生がホストをされるから大丈夫だとは思うけど、やっぱりソプラノのトップスターともなると、それぐらいの人でないとなれないのかもしれないね。
例外的に、ルネフレミングは、わがままなソプラノ歌手が多い中で、性質もとても素晴らしいそうだけど。
まぁ、別に顔を見に行くわけでも性格を見に行くわけでもないし、歌を聴きに行くんだから、と思いたいところだけど。ただオペラの舞台とかになると、華がある方がより人気も出るだろうし、そういう意味でルネ・フレミングもゲオルギューも、そして近年はアンナ・ネトレプコなんかは、歌も上手いし華もあると思うので、世界的な人気歌手になったのかもしれない。
ゲオルギューがこれほどのトップスターになった秘密は、美貌も含めて、全身で訴えかけてくるみずみずしい感情表現にあるのだろうと書かれていた。天性の演技力と超絶した技巧に、聞き手は魅了されるようだ。
あと、トスカやヴィオレッタを歌えば、右に出るものがないそうなので、興味がある人は聞いてみることにしよう。
トスカに出演している動画を見てみたけど、役にしっかりと浸りきってる感じがする。
打ち震えるような声がなんとも言えないし、切々と響いてくるものがある。
カルメンのハバネラや蝶々夫人からの曲も聴いてみたけどね。
声に特徴があるけど、情感たっぷりに全身で歌ってる感じがするし、胸にジーンとくる感動がある。
人を引きつけるだけのスゴいオーラを感じたけどね。
深見東州先生がその歌唱力を賛美されてたキャスリーン・バトルや、あのマリア・カラスも、舞台裏のゴタゴタが多くてわがままな歌手というレッテルを貼られていたらしい。
それで損をすることもあるだろうけど、それでも歌の素晴らしさは別格だからね。
一流の歌手は歌で人を感動させられるかどうかが命だろうから。