岡山といえば、観光だったら真っ先に倉敷市内が思い浮かぶけどね。倉敷美観地区や大原美術館などの人気スポットが有名だよね。
1度しか行ったことはないけど、とてもいいところだなと思った。
県内は温暖な気候で、ぶどうや桃などのフルーツがたくさん取れ、海の幸も豊かなのが岡山県の特徴の一つになっている。
それで、ワールドメイトで聞いた岡山のパワースポットはいくつかあるけど、一度には紹介できないので、今日はその中から蒜山を紹介。
蒜山は、岡山県の北部と鳥取県の南部にまたがるように位置する、蒜山三座を中心にした峰々の総称になる。
その岡山県側の南斜面一帯に広がる蒜山高原は、西の軽井沢と言われるほどの有名なリゾート地で、岡山では倉敷市に次ぐ大人気の観光地になるそうだ。
蒜山三座は上蒜山(1,202 m)、中蒜山(1,123 m)、下蒜山(1,100 m)の3峰で、(それぞれの山頂は岡山と鳥取の県境に位置する)、その南の中腹に広がる蒜山高原の標高は400~600mくらいになるそうだ。
蒜山高原は冷涼な気候で夏は避暑地として、冬の時期になると、蒜山三座にスキーもできるくらい多くの雪が降る。秋は紅葉が綺麗で、春は新緑が眩いくらいに豊かなことでも知られている。
大山と並んで、中国地方の紅葉の名所としても知られる。
夏にはひまわり畑も満開に
冬景色の蒜山三座(左側から上蒜山、中蒜山、下蒜山)
そして蒜山高原には、日本一多い、約2000頭のジャージー牛が飼育されている。
英国領ジャージー島原産のジャージー牛からとれる蒜山牛乳は、濃厚でクリーミーな味わいで、日本有数のおいしい牛乳と評判だよね。
搾りたては薄い金色に輝いていて、「黄金のミルク」と呼ばれているそうだ。乳脂肪分5.0%の「成分無調整5.0プレミアム」がオススメ。
その牛乳から作ったヨーグルトやプリンも、これもたまらない美味しさで、これは蒜山でしか味わえない風味とも言われる。他にもバターやチーズなど、ここの乳製品はとにかく食べてみるしかないよね。
この蒜山は、のんびりした牧歌的な風情に見えるけど、その昔は活発な火山だったようで、近くの大山よりも古くに形成されたそうだ。
また、川がせき止められて、淡水湖になっていた時期もあったそうで、その水が海に流れ出た後、乾いて今のような蒜山高原になっていったそうだ。
そしてこの蒜山一帯は、隠岐の島などと一緒に、大山国立公園に編入されたものの、大山隠岐国立公園という名前になったので、最近は国立公園蒜山という愛称を用いているそうだ。
晴れていれば、北西方向に大山を望むことができる。
三山を縦走すると8時間くらいかかるそうだ。
上蒜山の8合目からは、大山と山陰のマッターホルンと呼ばれる烏ケ山の眺望が良いそうだ。この写真は烏ケ山で撮ったものだろうけど、マッターホルンのように尖っているよね。
もう少し麓から烏ヶ山を見るとこんな感じ。
大山もかなり近い、というか北西方向に行くと大山がある。
それから蒜山は、オオサンショウウオ他、貴重な生き物たちの宝庫でもあるそうだ。パワースポットには、貴重な生き物が生息していることが多いよね。
蒜山高原は、岡山市内からだと日帰りで行けるほどのなので、気軽に行きやすい。その分休日などは観光客がとても多いらしいけどね。
最後に、この蒜山地方に伝わる妖怪すいとんのオブジェも、至る所で見かけるようだ。
どこからともなく「スイー」と近づいてきて、一本足で「トン」と立ち、 悪いことをする人を食べてしまうという、ちょっと怖い妖怪だけどね。