昨日の地震はかなり揺れたのでこわかった。
初めはそうでもなかったけど、だんだん強くなってきて、机の上の書類が滑り落ちたりするほどだったから、一瞬ヤバいかなと思った。
おもわず社内に常備しているヘルメットをとりにいき、被ってしまった。
震源は東北の三陸沖だけど、揺れは九州まで届いていたそうだ。
そして津波警報が本格的に出されていたので心配したけど、幸いそこまでの大きな津波にはならなかったようなので、それはよかった。
二度と再び、3・11のような惨劇にだけはなってほしくないからね。
それにしても東北の人たちは、津波警報の大々的な発令で、再び昨年の忌まわしい思いが甦ったのではないかと思う。
少しかわいそうな気もするけど、でも油断せず迅速に災いを避けるためには、けたたましいくらいに避難情報を流す必要があるのかもしれない。
今回の地震でも、三陸の石巻に1メートルの津波が来たそうだから、へたすると命を落とす人がいてもおかしくなかったはずだからね。
その三陸地方で言い伝えられている言葉に、「津波てんでんこ」というものがあるそうだ。
「てんでんこ」とは、「てんでばらばら」の意味だそうだ。要するに津波がくると思ったら、親兄弟にも構わずにとにかく逃げろ、そうすることで一家全滅を逃れることができる、という意味合いがあるそうだ。
つまりそうでもしないと誰も津波から逃げ切れないという、津波を何度も経験したことから生まれた現実の厳しい教訓なのだろうね。
だから、たとえ自分だけが助かっても、それを責めてはいけないと言う不文律すらあるらしい。
かわいそうな話になるけどよくあるのが、両親が学校に行ってる子供が心配だから、真っ先に避難せずに学校に向かったために逃げ後れて死んでしまったという話だ。
それで子供は助かったけど、孤児になってしまったというとても哀しい話だった。
これこそ本当に悲劇だけど、でももし、自分に子供がいれば、やっぱりそうするかもしれない。
自分のまわりのワールドメイトの会員とかも、やたら情が深い人が多いから、そういう我が身をかえりみない行動をする人が多い気がする。
でもやっぱり普段から、津波が来たときのことを考えて、津波が来たらとにかく真っ先に逃げろと、家族や子供にもよく言って聞かせて、自分もすぐに避難しなければいけないのだろうね。
そうしなければ、結果的に家族も不幸になる確立が高いのだから。
それからワールドメイト会員ならば、ワールドメイトで学んだように、普段から人形形代を書いたりしておけば、そういう危機が迫ったときに、本能的に危機を察知してうまく避けることができるかもしれない。
神戸の大震災のときも、新潟の大地震のときも、昨年の東日本大震災のときも、それ以外の台風や洪水災害のときなども、不思議とそうやってるワールドメイト会員は、皆助かっているという奇跡的な事実があるからね。
知らない人からすると不思議に思えるだろうけど、人間にも、動物と同じように自然界の危機を避ける能力が発揮できるんだろうね、きっと。
日本人全員がワールドメイトの人形形代を書けばいいのにね。