今日のお昼すぎ、小惑星が地球と月との距離の8分の1という至近距離まで接近して通過したようだ。
小惑星といっても家一軒くらいの大きさだけどね。それでも地球に衝突した場合は、落ちる場所によっては甚大な被害が出てしまう。
もちろん今回は全くその心配はなかったそうだし、また、この規模の小惑星が地球近くを通過するのは、年に3回ほどもあるらしい。
だから珍しいことではないけども、今回異常接近する小惑星は、「世界各地の天文台、大学、研究所のネットワークから情報提供を受けている地球規模の小惑星警告システムをテストする対象に選ばれた」そうだ。
そのため専門家にとっては、小惑星の衝突という来るべき脅威に対する絶好の予行演習になると言われているようだ。
現在、多くの科学者が、地球の恐竜を滅ぼしたような規模の惑星衝突が将来起きることを懸念しているそうだ。
もちろん、専門家にも、その時期は全くわからない。そして、もしも衝突することがわかったとしても、現在は、対処する方法はないそうだ。
せいぜい、衝突が予測される地域の住民を避難させるぐらいしかないそうだ。
過去には、惑星を爆破するとか、軌道を反らすとかの議論は行われていたらしいけど。
まるで「アルマゲドン」の映画みたいなお話だけど、現在はそういう計画は、行き詰まっているそうだ。
でも、今回のテストケースによって、また、そういう計画が重要であるというように変わればいいなと思う。
ワールドメイトでも、いろいろなお話を聞くけども、未来の小惑星衝突を警告するだけでなく、回避する計画が本格的に進むことを期待したいよね。