ワールドメイトの神事は続いているけど、トランブ大統領と北朝鮮との激しい言葉の応酬は、いよいよ来るところまできてる感じもする。
金正恩が直接言ったわけではないけど、北朝鮮の李容浩外相が、「アメリカは北朝鮮に対して宣戦布告を行なった」と主張し始めた。
トランプ大統領のツイッター「彼らの先は長くない」という言葉などが宣戦布告になるということのようだ。
とうとうそこまで言い出したかと思ったけど、「わが国に対して最初に戦争を仕掛けてきたのは米国であることを全世界は明確に記憶すべき」と発言し、「米国がわが国に宣戦布告をした以上、わが国には対抗手段をとる権利がある。それには、今後、米国の戦略爆撃機が我が国の領空に入っていなくても、撃墜を含むあらゆる自衛的な対応を取る権利も含まれる」と警告している。
その少し前に、米空軍の戦略爆撃機「Bー1B」数機が、国際空域だけど、北朝鮮の東方近くまで飛来したことを牽制したんだろうけどね。
まぁ、アメリカは「馬鹿げてる」と軽く一蹴しているけど。
それにしても、互いにあまり過激な言葉を使いすぎると、現場の軍だって熱くならないとも限らないから危険だよね。
あるいは、先制攻撃するための口実を作って、北朝鮮が何か行動しようとしてなければいいけど。
これに対して中国は、気持ち悪いほど一貫して「北朝鮮問題は対話を通じて平和的に解決すべき」との立場を崩さない。対話では核放棄をしないことを、中国が一番よくわかってると思うけどね。
米朝開戦(そもそも朝鮮戦争は終結してない)になった場合には、日本も韓国も大変な惨事に巻き込まれるだろうから、たとえ北朝鮮の体制が崩壊したとしても、アメリカの世界での威信低下は避けられないだろうという人も多い。
少なくともアジアではそうなるだろうし、その後は、平和的な解決を口先だけでいい続けて来た中国が、アジアの盟主としての立場を確固たるものにしてしまうかも。
そもそもなんで北朝鮮は、あそこまで強気になれるのかな?
ソウルを人質に取ってるようなものだからと思っていたけど、中国の後ろ盾を本気で信用してるのかなとも思えてくる。一応、中朝同盟(中朝友好協力相互援助条約)には、どちらか片方の国が他の国に攻撃されたときには、互いに参戦して互いの国を助けるという条項があるそうだから。
でも一部で言われているような、中国は、米韓による朝鮮半島統一を阻止するために、朝鮮半島で戦争になると必ず参戦するということには疑問が残る。
中国が北朝鮮の体制を守るために、本気でアメリカと一戦交えるとは思えないけどね。せいぜい体制が崩壊した後に、素早く軍隊を進駐させて、米韓を追い出そうと画策するぐらいのことはやるだろうけど。
何れにしてもアメリカにとっても、北朝鮮や韓国、そして日本にとっても、何も良いことはないけどね。
中国やロシアにとっては、北朝鮮問題でアメリカが足を引っ張られることは好都合と思って、何か企んでるかもしれないけど。
日本を取り巻く世界情勢は、なかなか大変な岐路に立ってる気がする。
ワールドメイトの神事で引き続き祈りたいなと思う。
あと国内では、安倍首相も、ついに解散カードを切った。
そして、小池百合子都知事が新たに「希望の党」を結成し代表に就任した。
これから国内の政治も、来年以降の主導権をかけて、与野党間での激しい選挙戦が繰り広げられる。
次期当選期間は、北朝鮮問題を含む日本の安全保障、消費税の増税と景気対策、待った無しの少子高齢化対策、オリンピック開催・・などなど、今まで以上に重要な時期になると思うので、この選挙の動向はかつてないほど気になるけどね。
日本の浮沈がかかってる選挙だと思うから。
ワールドメイトで、来年以降の日本が良い方向に行くように、それもしっかりと祈りたい。