昨日からの大雨で、栃木では、重大な危険が迫った異常事態といわれ、茨城、千葉を中心に関東、東北などでも猛烈な豪雨に見舞われている。
中でも鬼怒川の堤防が決壊し、大変なことになっている。
常総市内の鬼怒川東岸と小貝川西岸の間で浸水し、あまりの濁流のため警察も近寄れないところでは、海上保安庁や自衛隊による、ヘリでの懸命な救助作業が続いている。
鬼怒川の堤防決壊 自衛隊、取り残された住民救助中(15/09/10)
台風の規模としては、それほど強烈でもないと思ったのに、大雨をここまで降らすとは思わなかった。ワールドメイトで心配して祈る人が増えている。
気象庁の話では、特米警報が出ている栃木、茨城だけでなく、福島でも50年に一度という記録的な豪雨になっているところもあり、明日11日にかけても、関東、東北で大雨が続く恐れがあるとしているから、引き続き警戒しないといけない。
映像で見ても、流れが速くて家ごと流されるほど激しい。警察や、自衛隊の災害救助で、なんとか救出されるように引き続きワールドメイトで祈りたい。
今現在、2000世帯が浸水し、すでに260人余りが救助されたそうだ。
去年も広島で、悲惨な大雨による土砂災害が発生し、多くの人が亡くなっている。大雨洪水だけでなく、大規模な土砂災害にも最大限の注意が必要だ。
台風18号などの影響で豪雨が続いた関東地方では10日、河川の氾濫などによる被害が広がった。茨城県常総市では鬼怒川の堤防が決壊し、洪水が広範囲に及んだ。県によると、少なくとも10人前後が流されたとの情報がある。多くの住民が住宅や商業施設に取り残され、警察や消防のヘリコプターが救助にあたった。
茨城や栃木では降り始めからの雨量が最大600ミリに達し、各地で川が増水。鬼怒川には高さ3〜4メートルの堤防が整備されていたが、記録的な大雨に耐えられず幅約140メートルにわたって決壊した。関東で国が管理する河川が決壊したのは1986年の小貝川(茨城県)以来。
安倍晋三首相は10日、首相官邸で関係閣僚会議を開き、警察や消防、自衛隊などに人命救助に全力を尽くすよう指示。「国民の命を守るため一刻の猶予もない。政府として取り得る限りの最大限の勢力を動員するように」と述べた。