今回は、ワールドメイトで聞いた、アジアのパワースポットを紹介。
まずは、西双版納(シーサンパンナ)タイ族自治州。
ここは、中国の最南端と言ってもいいと思うけど、文化的にはタイとか東南アジアのような雰囲気があるそうだ。
そこにはタイ・ルー族という少数民族が多く住んでいて、と言っても3割程度らしいけど。
昔から中国に長く属しつつも、シップソーンパンナーという国家があり、王朝が45代続いていた。
その王朝が戦後に滅亡し、その後は、長らく人が入れなかったそうだけど、1980年代の後半から、中国の一部であるタイ族の自治州として、観光地として栄えてきた。
ラオスやミャンマーと国境を接し、タイも近いよね。
東南アジアを貫くメコン川の上流も、ここを流れている。
国境をこえて熱帯雨林が広がり、野生の像もいるし、熱帯の楽園のようなところなのかも。
シーサンパンナがある雲南省には、他にも昆明という大きな街がある。
そこには滇池という、琵琶湖のおよそ半分くらいの大きな湖がある。
昆明市は周りを山に囲まれた盆地で、戦後、工業化が急速に進み、近代都市へと変貌していく。その過程で湖も汚染され、昔は最悪の水質レベルにまで落ちていたそうだ。
それで、大規模な水質改善に取り組み、今ではかなり改善され、水質はこの30年では、もっとも良くなってきているそうだ。
雲南省には、たくさんの観光名所があるけどね。
中でも昆明市の中にある、雲南石林イ族自治県の「石林」は、世界遺産にもなっていて、とても有名だよね。
中国では「天下第一の奇観」と呼ばれているそうだ。
2億7000万年前の海底が隆起して、古生代の石灰岩が雨水に浸食され、風化してできたものになる。
総面積約400平方kmの広大なスポットに、実に様々な個性的な形に変形した奇岩を観ることができる。
展望台からの大石林区の全貌。これでも、まだ一部にしかすぎない。
一つ一つ個性があるというのか、モアイ像みたいな顔に見えるけど。
岩の巨人の家族みたいな。
怖い顔した怪物のような岩もあるよね。
そして、この岩は、イ族の美しい女性の阿詩瑪が岩になった姿。勇敢な伝説の少女の名前になるらしい。
驚くような形の岩がたくさんあって、他にも象とか鳥とか、いろんな姿に見える岩があるそうだ。
こちらは、なんだか岩でできた仏像に見えてしまうんだけどね。
東南アジアには小乗仏教が広まったから、拝んでる人もいたんじゃないかと想像してしまう。
仏塔のような岩もあるし。
これは岩の要塞みたい。上にのっかてる石がずれ落ちてきたら大変だよね。
それにしても、この雲南省は、日本と同じくらいの面積があるけど、そこには25もの少数民族が住んでいるそうだ。しかも、全てが違う文化や食べ物、衣装になるそうだ。
それもあるのか、雲南省の行政区は、8つの地球市と8つの自治州があり、その下にも29もの自治県があるなど、ホントに多民族が住む地域なんだなと思う。
そもそも中国には確認されているだけで、漢民族を入れて56の民族が住んでいるそうなので、異文化の民族を多数統治して成り立っているのが現在の中国という国になるよね。
もし中国に観光に行くなら、雲南省に行ってみたいというワールドメイト会員も、何人かいるけどね。
一度は行ってみたいところだよね。
そのまま住み着いてしまう人もいるほど、気持ちのいいところらしいから。