どうなるのかなと思って、気にかけていたけど、いよいよ天皇陛下の退位が2018年度中に行われる見通しになってきたようだ。
一代限りの退位に向けた有識者会議の最終報告が首相に提出され、今の国会でその特例法案が成立するのは確実らしいので、具体的な時期は政令で定めるけど、それが2018年度中になる見通しのようだ。
18年12月に退位と即位の儀式を行い、19年元日に改元するか、4月1日に改元する案が検討されているらしい。
とうとう平成という元号も変わるんだね。今度はどんな元号になるんだろう。ふさわしい名前になるといいなと思う。すでに学者たちが、元号案を政府に提出しているそうだ。
それからワールドメイト会員にも、皇室継承者の減少を心配する声は多いけど、今回その問題にまでは踏み込んではいないけど、譲位の後は、改めてそのことにも関心が集まって来るかもしれない。
(前回の「剣璽等承継の儀」)
ところで2018年からは、日本にとって良い年になっていくのではないかという期待を持ってるけどね。そんな時に皇太子に譲位されるのも、何か偶然とはいえないものを感じるけど。
平成の時代は、125代天皇に即位された翌日の1989年1月8日から始まった。京都ではなく、東京で即位の礼を行なった初めての天皇陛下だった。
憲法に定められた象徴天皇という存在が、今の日本国民にとってどうあれば良いのかを、ずっと求められた活動だったように個人的には感じている。
海外では戦没者慰霊の行幸を続けられ、亡くなった日本人、そして外国人のために鎮魂の祈りを捧げてこられた。
震災があって国民が苦しんでいるときは、被災者のそばに寄り添って励ましてくださっている姿が強く印象に残っている。
それ以外にも、たくさんの公務も務められ、その多忙さを心配する声も多かった。
本当に日本のことを思い、そして、世界が平和になることを真に願われていたのだと思う。
平成の時代は、日本はバブルがはじけた後の後遺症から、経済がなかなか立ち直れない状況が続いてきたけどね。
世界では、ベルリンの壁崩壊後、冷戦が終結し、グローバル化と民主化、自由経済の時代が加速した。
その過程で色々な問題も吹き出して、今揺り戻しがきてるのかなと思うけど。
何か、そんな時代の大きな変換点の時に、日本の元号も変わっているのかなと感じるのは考え過ぎかな〜。
年号が変わっても変わらなくても、時代はずっと続いていくだけだよと言われそうだけど。
次の時代は平和と繁栄の続く、本当に人類にとって幸せな時代になるようにという夢を持っていたい。