小惑星アポフィスが、2029年と2036年に地球に接近するというのは、以前から聞いていた。
ところが今年の一月にも、地球に接近していたらしい。
といっても、1460万キロの距離があるそうだから、かなり離れていたけどね。
月までの距離が38万4千キロだから、それより40倍くらい離れているから、あまり話題にもならなかったのだろう。
ただその時、大きさが従来の計算よりも1,2倍くらい大きかったことがわかり、直径325メートルになるそうだ。当然ながら、質量も70%増えた。
そのため欧州宇宙機関(ESA)によると、2029年は地球に衝突はしないものの、そのあとの軌道が変わる可能性が出てきたそうだ。
なので2036年の接近時は、どれくらいまで近づくかわからないとのことだ。
つまり、衝突の可能性も否定できないという意味だよね。
ちなみに2029年も、先月の小惑星接近と同程度の、約3万キロの距離まで近ずく。
それでもちょっと怖い気もする。月よりもはるかに近く、人工衛星の内側を通過する距離だから。
一方、米航空宇宙局(NASA)では、2036年も衝突する可能性は100万分の一以下だと予測しているそうで、そこは意見が別れている。
万が一衝突すれば、1600メガトンの、水爆の10倍くらいの破壊力があるそうだ。
もしNASAの言うとおり2回とも衝突しなくても、かなり近くを通ることは間違いない。
ワールドメイトで聞いてきたいろいろなお話を総合すると、あまり油断できない気もする。
ところでもうひとつ、別な彗星の話になるけど、来年10月、火星に巨大な彗星が衝突する可能性が、低い確立だけどあるそうだ。
これは、今年のはじめに見つかったばかりの彗星で、核の大きさが最大で50キロメートルあるかもしれないそうだ。
しかも秒速56キロという猛スピードでぶつかるらしいので、その場合、少なくとも500キロのクレーターができるそうだ。
九州がすっぽり入るくらいの大きさだよね。
爆発のエネルギーは200億メガトンという計算もあるようで、なんと水爆の一億個分にもなる???
そんなものがもし地球にぶつかれば、人類の生存は即アウトになるとこだ。
火星には人間がいないからいいけど、そのかわり、星が破壊されるかもしれない。
とにかく、やたら今年になって彗星や小惑星の話題が続いているのが不思議な気もする。
今日は最後に、先月、ロシアに落ちた隕石の、その後の動画を紹介しよう。
Место падения метеорита в Челябинске
アポフィスや、来年火星にぶつかるかもしれない彗星に比べると、はるかに小さい彗星でも、ロシアにあれだけの被害をもたらしている。
ああいうのを見せられると、この先も、いつ何がおきるかわからないという気にもなるよね。
ワールドメイトには、そういうものから救うために道があるとはいえ、あまり楽観はできない。
だからこそ深見先生も、今日まで全てをなげうって、努力されているのだろうけど。
いつも、日本と世界の人たちのことばかりを考えてあるからね。
とにかく予測される将来の、最悪の事態だけは回避しなければいけない。
そのためには、本当は争いや軍備の拡張などしてる暇はないんだろうけどね。