ワールドメイトっぽい日々

パリ・オリンピックの開会式で思ったことは

先週、パリ・オリンピックが開幕した。

毎回、オリンピックは楽しみにしているけどね。

今回はどんなドラマが起きるのかな。

ところで、東京オリンピック開催の時に書いたけど、オリンピックの発祥は、ギリシャのペロポネソス半島の古代都市エリスの王が、領地争いによる隣国との戦争や国内の疫病に苦しみ祈りを捧げていると、アポロンより競技会を開けとの神託があり、それでオリンピアの地で主催することとなった。

紀元前776年の第1回から、おそらく紀元後393年の第293回まで、約1200年続いたものを古代オリンピックと呼んでいるけどね。

4年に一度、8月上旬くらいに開催されていたらしく、その間は戦争も休止し、移動の安全も確保されていたそうだ。

何より、ギリシャ神話の最高神ゼウスに捧げる、宗教的な祭典だった。

日本の神様も、神楽などの歌舞音曲を好まれるから、それらを神々に捧げるために奉納するよね。

それと似てるけど、その当時のギリシャでは、競技会を神様に捧げることが、神様が喜ぶことだったんだろうね。

それから1500年を経て、クーベルタン男爵による提唱で、ギリシャの競技会だったものが、新たに国際競技大会の近代オリンピックとして開催されることになる。

もちろん神に捧げる宗教的な祭典ではなくなったけどね。

それでも古代オリンピックに対するリスペクトがあるのは明らかなので、今でも、オリンピックには神様が出ていらっしゃるようだ。

ワールドメイトでは、深見東州先生も開会式や競技を見られていて、オリンピックにまつわるいろんな話を聞けるけどね。

それで、今回の開会式は深夜から始まったけど、がんばって徹夜で見てみた。徹夜は得意だし。

スタジアムでの入場更新に代わる、船に乗ってセーヌ川を進んでいくのは初の試みで、興味津々で見ていた。

途中のいくつかのポイントでは、カンカン踊りや、オペラ歌手の国歌斉唱などのパフォーマンスも行われた。

しかし後半になると、ギロチンで処刑されたマリーアントワネットが首を持って現れるような演出があり、ギョッとしてしまった。

ここまでやるかという感じだったけどね。フランス革命を誇りに思い、称賛したいのだろうけど、それにしても死者に対する残酷な仕打ちのような気がして、気分が重くなってきた。

その後も、パリコレ風の演出や、ドラマ仕立ての、いろんな演出が続くんだけどね。

見る人によっては面白いのかもしれないけど、LGBTQをあまりに強く打ち出した演出になっていた。

レズとかゲイは理解できるし、ふつうに周りにいても、特別な意識で見ることもないけどね。

だけど、ここまでどぎつく演出されると、ポリコレ先進国を誇示したいのかもしれないけど、見てる方は暑苦しいというか、ちょっと辟易してしまうかも。

自分だけかと思ったら、ネットでもかなりそんな人が多かったので、少し安心した。

そして、今、ネット上で話題になっている最後の晩餐風の奇抜な演出は、キリスト教界隈や保守派を中心に、かなり非難されているよね。

ただ、あれはダビンチの最後の晩餐ではなく、ギリシャ神話をべースにしたものだと思うけど。

まぁ、どちらにしても、あまり見ていて楽しいものとは思えなかったし、神様への畏敬の念とか、全くリスペクトが無い気がした。

マホメットやキリストも風刺画にしてしまう国だから、今回の演出の感覚も、左寄りのフランス人からすると、そこまで気を衒ったものではないのかな。

多様性を意識した演出のつもりだろうけど、それ以前の問題というか、世界中の人たちが見るオリンピックの開会式なので、普通に綺麗なものを見せてほしかった。

あれを見て楽しめる人もいるんだろうけどね。

フランスもオリンピックも好きだけど、今回の演出には、ついていけないものが多くあって、なんだか後味が悪かった。

とはいえ盛りだくさんで、楽しめたものもあったし、セリーヌ・ディオンの歌には救われたけどね。

4時間に及ぶ、かなり長時間の開会式だったから、さすがに疲れたけどね。

このあとは競技の方を楽しむことにしようかな。

新着記事

おすすめ記事

1

それほどの野球ファンではないのに、大谷翔平選手のことがとても気になっていた。 マリナーズに決まるのかなと思っていたら、本命に上がっていなかったエンゼルスに決まったけどね。 まぁ、球団の名前にはとても親 ...

2

今年も、あと数日で終わりになるけど、最後になってワールドメイトのことがテレビに出るとはね。ふいを突かれたのでさすがに驚いた。 まぁ、深見東州先生も出られていたということは、テレビ東京の取材を受けられた ...

3

前回、熱田神宮のことを書いたけど、それを書くのに深見東州先生著作の「日本霊界風土記 熱田」を久しぶりに読んでみた。 記事を書きながら、改めて熱田の神様の功徳の大事さを感じてしまった。というか、忘れかけ ...

4

Quick Japanの最新号に、7月に開催された「深見東州武道館オリジナルソングコンサート」の潜入記事が書かれている。     舞浜でのデビットフォスター&フレンズとのコ ...

5

初めてForbes JAPANという雑誌を買った。普段はこんな経済誌を買うことはないけど、深見東州先生のインタビューが掲載されてるとワールドメイトで聞いたので購入してみた。 世界有数の経済誌ということ ...

6

ワールドメイトで、久しぶりに「守護霊を味方にする秘伝」のアニメを見た。 何度も見たことがあるはずだけど、何か新鮮なものを感じた。 神様にはいつも祈るけども、最近あまり守護霊さんのことを意識してなかった ...

お鏡 7

古事記に、「此れの鏡はもはら我が御魂として、吾が前を拝(いつ)くがごとく、斎(いつ)き奉れ」と、天照大御神が瓊瓊杵命に言われた言葉がある。 この我は、当然1人称だと思うので、この鏡を(私)天照大御神様 ...

8

ワールドメイトの氷見の神事では、いろいろためになるお話をたくさん聞くことができた。ためになるというか、とてもやる気が出るようなお話が多かった。   興味深かったのは、まずお料理のお話。料理は ...

9

ワールドメイトで、慧能禅師の風幡問答の話を聞いたことがある。 これは、無門関という説法集にも載っている有名なものだ。 その慧能禅師というのは無学文盲だったけど、達磨大師を初祖とし、その法を継承する禅宗 ...

10

コロナが発生したおかげというのも変だけど、最近のワールドメイトは、オンラインによる新しい形での神業もはじまった。 家にいながらライブ参加している感じで、今までにはないものを感じるけどね。 神業に参加し ...

11

7年前のラジオ放送になるけど、今日はそこで話された深見東州先生のお話から紹介しようかな。 お金に関する、リスナーからの直球の質問に答えられているものがあった。短い番組なので、全ては語りつくせないものが ...

-ワールドメイトっぽい日々