ワールドメイトに入会して、真っ先に教えてもらったことがある。というか、最も心に刺さった、最初の教えだったと言ってもよいかもしれない。
それは、人は魂の修行のために生まれ変わり死に変わりしている、ということだった。
人生の目的は魂を錬磨することだったのかと、ものすごく納得したのを今でも覚えている。
ちょっと変わっていたのか、小学生になったとき、人は死んだらどうなるんだろうって、真剣に考えたことがあった。
包丁を持ってきてお腹に当て、これで自分を刺すと死んでしまうと思うけど、そうすると自分というのは消えてしまうのかな?なんてことを真剣に考えていた。
今にして思うと、その頃に自我が目覚めていたのかな。まぁ、その後中学、高校と、やたら忙しく学生生活を送ったので、そんなことは全く考えなくなったんだけどね。
高校を卒業する頃から、スピリチュアルと言われるものに興味を持ちはじめ、最後に深見東州先生の本に出会い、この人の言ってることが本物だと感じて、ワールドメイトに入会した。
で、入会して、真っ先に印象に残ったのが、最初に書いた人が生まれてくる理由、目的、人生の本義というものだった。
それを聞いた瞬間に、今までモヤモヤと心の中にあったものが氷解したような気分になり、元気が湧いてきた。
自分にとってはそこからが第2の人生になった気がする。それまでの人生は序盤で、ようやく本番に突入した感じだったと思う。
それからは、そのことを意識して生活するようになった。
でも、魂を磨くと言われても、肉体を鍛えるとか、頭を使って勉強するのと違って、ちょっとわかりにくいよね。
それについて深見東州先生は、いろんな角度から説明をされているけど、書くと長くなるので今日は触れない。
その代わり、そのことと関連して、人には永遠に失われない3つの宝物があるという話を書こうかな。
その3つとは、学問と信仰心と芸術になるけどね。
この3つの要素は前世から今世へと持ち続けることができ、さらに今世で磨いたものは、来世へと持っていくことができるそうだ。
学問というのは魂で受け取る力のことで、それは咀嚼力であり、理解力であり、ものごとに対する考え方になる。
信仰心は、神仏に対する信仰だけではなく、何事かを貫き通して成し遂げていく精神力のことだ。
芸術は、磨かれた魂を表現するもので、それは絵でも音楽でも、芸術と言われているもの全てが魂を磨く糧になる。
その3つのことは、やればやるほど魂に刻まれていき、自分の才能として、ずっと引き継がれていくことになるわけ。
ピカソは、最初に言った言葉が「筆をとって!」というエピソードがあるほど、早くから天賦の才能を発揮していたそうだけど。
そこまでの天才ではなくとも、音楽の世界でも、絵画の世界でも、生まれつきの才能としか言いようがない人っているよね。
あるいは生まれつき抜群に頭がいいとか、ファッションセンスがあるとかもね。
そして、幼い頃から神仏への崇敬の心を持っている人だっているよね。
それは、前世でそのような才能をみがいてきたから、それが生まれ変わっても残っているらしい。
なので、せっかくの人生なんだから、何をやるにしても、その3つのことを意識してやるのがいいよね。
部屋の片付けをするにしても、美を意識してみるとか。
身につけるものはファッション性を磨けば磨くほど、芸術性を磨く才能になっていくよね。
読書して読解力を身につけ、理解力を磨けば、賢くなった分は才能として身につくし。文章力も磨けば、それも同じだと言える。
飽きっぽい癖を直して、何事も粘り強くやり続け、やり遂げる癖をつけるとかも大事だよね。まぁ、内容にもよるとは思うけど。
ということで。この3つの才能を磨いていくとは、具体的にどのようにすれば良いのか、なんとなく掴めると思う。
実はそのヒントになる具体例を、たくさん、あらゆる角度から書かれたものが、深見東州先生の「解決策」という本だと思っている。
この本の中には、その3つの宝物を磨くためのヒントが満載なので、興味を持った人はぜひ一読すると良いと思う。
小難しい専門用語は極力少なめで、身近な話題や興味を惹くものが多く、それも具体例とともに噛み砕いて書かれている。
だからとっつきやすいし、それでいて、重厚な内容も、ちゃんと書かれているけどね。
興味がある分野から、どこから読んでも良いように書かれているのも特徴かも。
瞬間に悩みが消えるというキャッチフレーズが書かれているけど、これまでに話された内容や、新しい内容が、コンパクトにランダムにまとまっている感じかな。
人生のあらゆる行き詰まりを打開するヒントがあるんだけど、言い換えると、3つの宝物を磨き、伸ばすことで、人生が開けるかも。