ISPSハンダグローバルカップが、23日から始まる。
パドレイグ・ハリントンというメジャーを3回も制覇したアイルランドの選手の出場も決まったそうだ。これでまた強豪が一人増えた。
全米オープンで上位に入った宮里優作とシャール・シュワルツェル、予選通過した谷原秀人とエミリアーノ・グリッロも、アメリカ帰りでバタバタだとは思うけど、盛り上げてくれそうだ。
あと、サボテンショットが有名らしいビクターデビュッソンも見てみたい。個人的にはビリケン藤本佳則に頑張ってほしいな〜。
ところで、このハンダグローバルカップの記者会見をHANDA.TVで見て、世界のゴルフ界にもグローバル化の波が来ていることを知った。
もともと強い選手は、グローバルに世界中を相手にプレーしてきたと思うけど、普通は、どこかのツアーに属しているというのか、そのツアーの出場権を会得するためにしのぎを削る。
そして、男子は世界の6大ツアーを中心に、それぞれにスター選手がいるようだけど、今、アメリカのツアー以外の5つは、将来の生き残りをかけてグローバル化を進めているそうだ。
逆にそうしていかないとジリ貧になっていく可能性があるのだろう。
とは言っても、アメリカ以外の5つのツアーが、そう簡単にグローバル化に進んでいけるのだろうか。おそらく、それまでやっていた選手にとっては、特に立場的に弱いツアーの選手からは、これまで通りがいいと抵抗があるような気がした。
実際にアジアンツアーとヨーロピアンツアーが一緒にやろうとしたけど、アジアンツアーの選手の意見でうまくいってないらしい。
話は飛躍するけど、今の国際情勢を見ると、グローバル化する中でいろいろな問題が起きて混乱しているように見える。
ゴルフ界のグローバル化も、次元は違うけど、なかなか大変だろうと思う。
深見東州先生は、ワールドメイトでも、ワールドメイト以外のところでも、グローバル化についてお話しされたことがある。
グローバル化が進むと、その反動でナショナリズムが起きてくる、という意味のことを数年前に言われていた。
そんなものかなと思っていたけど、今のアメリカのトランプ旋風にしても、英国のEU離脱か残留かの問題も、フランスの国民戦線の躍進も、またつい最近、イタリアでも反EU的な「五つ星運動」の女性がローマ市長に選ばれたけど、それぞれの背景や内容は違うにしても、グローバル化の流れに逆行する部分では共通している。
それらの現象を、すべてナショナリズムの台頭とまでは思わないけど、でも一歩間違えばそんな感じに突き進みかねない不安もあるよね。
グローバル化にも問題点はあるけど、しかし、その流れに逆行する方が怖いなと思う。
そうなれば、温暖化対策も移民問題もこじれるし、なにより経済活動が縮小するだろうからね。
http://tsunago-nanmin.jp/p/
グローバル化は、確かに格差を生んだかもしれない。
でも、金融業における、株や証券、先物取引の売買さえ適切になされていたら、持てる者はますます富み、持たざる者はますます貧しくなることも、そこまでならなかったように思うけどね。
あと技術革新が進んだから、そのために一部の雇用が悪化し、格差も生まれたのだと思う。
それで話は戻って、ゴルフのグローバル化にしても、グローバル化に進めば進むほど、一時的に問題も出るだろうけど、それでもその方が発展して、最終的には良くなる選択肢が増えるように思う。
ただ、それを上手に舵取りする人がいないと難しいかもしれないけどね。それが、ひょっとして深見東州先生なのかなと、今回のゴルフの記者会見を見ていて感じた。
世界のゴルフ界での、深見先生の活動の重要性が、ますます高くなっていると思った。
そして、ゴルフのグローバル化と連動するわけではないけども、国際情勢においても、様々な問題が次々起きて混乱を深める中、グローバル化の良い部分が現れて、世界が協力して平和になるようになっていかないかな〜、と思う。
その鍵も日本にあるのかもしれないけどね。
とりあえず、ISPSハンダグローバルカップの開幕日と重なっているEUの国民投票の行方が気になる。