今年は深見東州先生の露出が増えている。
ワールドメイトではないけど、色々な活動の広告ではよく登場されるし、またスポーツ紙などでも、たくさんの記事が去年も書かれていた。
でも今年は週刊誌にも、早くも3つほど見かけた。週刊新潮と、エコノミストと、AERAに深見東州先生のことや、主宰されたイベントのことが載っている。
新潮は、まぁ、昔から定期的に出してくるから珍しくはないけどね。エコノミストは、前に一度あったかも。
AERAは、今発売中だけど初めてだと思う。ついに朝日新聞社から出るというのが、ちょっと意外だったけどね。
内容は、特にワールドメイトに偏見的なものでもなく、かといってワールドメイトの良いところを書いてるわけでもないけど、わりと淡々と事実が書かれていると思った。
ちょうど宗教特集号だったので、いろいろと勉強になった。
中でも辛酸なめ子のスピリチュアルのまとめが面白かった。スビリチュアルの種類がこんなにあるとは思わなかった。
スピリチュアルには占い系、心霊系、パワースポット系、白魔女系、ハワイ系、前世系、オーラ系、天使系、引き寄せ系、陰謀系、アセンション系、宇宙人系、ライトワーカー系、悟り系、・・などの分類があるそうだ。
中には笑ってしまいそうなものもあるけど、これだけ存在しているんだろうね。
なめ子さんによると、陰謀系は、すべて巨大権力のせいにするそうで、「どうせフリーメーソンが富を支配しているんでしょう」というような陰謀トークを発するそうだ。それで異性を遠ざけてしまうという悲しいオチまである。しかも目が暗いらしい。
なんだか目に浮かぶようで、実際にいるよね、ネットにもそういうタイプはよくいる。人工地震説とかね、陰謀論が好きな人って、それを固く信じてるからね、かわいそうな気もする。
白魔女系は、ハーブやフラワーエッセンス、アロマテラピー、スーバーフード、オーガニックコスメに詳しい女子で、ヨガもたしなむなど、まあ、軽いおしゃれな感じていいんじないかな。美女率も高いそうだ。
とんでもない種類のもあったけど、それぞれに意味があるので面白かった。
それで、スビリチュアルも2極化しているそうだ。POPなものとDEEPなものに。
また、宗教は神に対して人間の無力さを痛感させられるけど、スピリチュアルでは、人間の潜在的な力を引き出すところが、女性本能に訴えているのかもと書かれていた。なるほどそんなものかもしれないよね。
そこには幸せになりたい、運を良くしたいとか、あるいは人々への使命感に燃えているものとかもあるようだけど、科学ではない目に見えないものが対象だから、これといった決め手がないものだよね。
だけど、最終的に本人が幸せだと思うことができるものであれば、それはそれでいいのかもしれない。
ちなみに辛酸なめ子さんは、進撃の阪神巨人ロックコンサートに行ったようで、レビューが文春に掲載されていたこともあった。
「深見東州氏というオペラ歌手で文学博士でカンボジア大学総長で予備校校長で宗教家で、・・、その他諸々社長や総裁を務める人物が中心となり、海外のミュージシャン4名を集めたエイズ撲滅チャリティコンサートです。(中略)公演中もそのカリスマ性はいかんなく発揮され、一挙一動に歓声が。何を言っても笑いが起こる域に達していました。」と書いてあった。
あとアンコールの時に、「前面に出た深見氏に対し、ボーカルたちはバックコーラスのような位置関係でした。人のオーラを吸収し自分の威光を強める特殊能力にも畏れ入りました。」というくだりは爆笑してしまった。
別に人のオーラを吸収されてないと思うんだけどね〜。
また、「ポーカル男子たちの黒の細身パンツにロッカーのプライドが漂います。深見氏も黒でしたが、ベロア生地で太いパンツで何かが違う・・」にも笑った。だって、深見先生ロッカーじゃないし・・。
ということで、話は飛んでしまったけど、スピリチュアルの分類の多くは、ワールドメイトにも少しづつある要素だし、もう少し突っ込んだところまで、ワールドメイトでは分かっているけどね。