パリの同時多発テロで、亡くなった方達の数が増えている。重傷を負った人がたくさんいたからなのだろう。
悲しみと衝撃がやまない中、シリアの内戦を終結させなければいけないという機運が各国の間で高まっているそうだ。
難民の問題も大変なことになっているし、いろいろな理由による犠牲者も出続けている。
ただ、シリアの情勢は複雑な様相を呈し、それを後押しする各国の思惑が対立し、もはや困難の極みに達しているようにも見えるけど、このテロ事件を機に変わり始める可能性があるのなら、そうなって欲しい。
パリで今月末からの第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)も、支障なく開催されるのかが懸念されていたけど、これは問題なく行われるようだ。
最近、グリーンランド北東部の巨大氷河が急速に崩壊し、大西洋に流れ込んで、地球全体の海面が約50センチ上昇する恐れがあるとの研究結果が発表されたり、地球温暖化が今のまま進んだ場合は、海面上昇が今世紀末以降も長期的に続いて最終的に8、9メートルに達するとか、いろいろな予測が言われている。
このままでは、やがて本当にこんな日が来てしまうのか。
最近の、南極の氷が逆に増えているとする発表も、海面上昇の原因が他にあるというだけで、このままいくと20〜30年後には、南極の氷も減少し始めるという可能性は否定しなかった。
問題はその20年先とかいう予測が、10年後とか、5年後とかにならないという絶対的な保証はないわけで、そこが恐いところだと思う。
南極の氷の件のように、あっさりと定説が覆されていくのを目の当たりにすると、今後も予測が覆ることは容易に想像できるし、その場合良いニュースではなく、悪いニュースである可能性が高い。
なぜなら実感として温暖化が激しく進んでいることを身近に感じるからね。
今年の冬はゴジラ・エルニーニョのおかげで、日本は暖冬だと言われている。
今のところ11月とは思えない気候が全国的に続いている。特に西日本が異常だとも書いてあった。
四国や九州南部では、夏日のような日があるとのことだ。そして来春にドカ雪が来たりするという専門家もいるそうだ。
ベルシャ湾岸など中東の一部などは、今後数十年で高温多湿が特に激しくなり、極限状態になるとの予測もあるそうだ。
このまま異常気象が進むと、世界中で様々な問題が発生し争いに繋がり、各地で紛争が起きる可能性も言われている。
逆に、もはや争うどころではなくなって、協力して助け合わなければならない時代になる可能性もある。
人類は叡智を結集して争いではなく、協力して解決する方向に進んでいくよう、ワールドメイトで引き続き祈りたい。