日本は新型コロナの感染が、まるで収束しそうな勢いで激減してきたけど、ヨーロッパやロシア、アメリカなどでは、また感染が拡大している。
爆発的な感染拡大が起きた南米やインドは、今はかなり減っていて、拡大はしてないようだけど。
亡くなる人もロシアが突出して増えている。ドイツや韓国も増加傾向にあるようだ。
ただ重症化したり亡くなる人は、概ね一時期よりもかなり減少している国が多いのが、まだ救いだけどね。
日本ではデルタ株が変異して、奇跡的に自滅の道を辿ったんじゃないかという説もあるほどだけど、南アフリカでは、その逆に厄介な変異株が出現して拡大しはじめた。
◆「オミクロン」
・南アフリカのコロナ新変異種
・ギリシャ文字の「Ο」(オミクロン)
・WHOが26日命名
・多数の変異を持ち、再感染力が高いおそれ
・ベルギーなど感染
・世界ですでに広がっている可能性
・渡航制限など再強化も
・製薬各社はワクチンの効果の確認急ぐ— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) November 26, 2021
ワールドメイトでも、変異株による新たな脅威を懸念していたけどね。
やはり、まだまだコロナは収まってくれそうにないようだ。
WHOも、南アフリカで急拡大している新型コロナの変異株を「懸念される変異株」に分類し、「オミクロン株」と名付けていた。
これまで、感染性や重篤度が増す・ワクチン効果を弱めるなど性質が変化した可能性のある「懸念される変異株」に分類されたのは、最初に英国から検出されたアルファ株、南アフリカからのベータ株、ブラジルのガンマ株、インドのデルタ株で、今回のオミクロンで5番目になる。
ちなみにラムダ株とミュー株は、ワンランク下の「注目すべき変異株(VOI)」に指定されているけどね。
今は世界で検出されるウイルスの99%以上、国内でもほぼ100%がデルタ株に置き換わっている。
オミクロン株は、南アフリカでは今月中旬から新規感染者が増えているけど、オミクロン株の検出と感染者の急増が一致しているそうだ。
デルタ株に比べてより感染力が強く、現在のワクチンが効きにくく再感染のリスクが高い可能性があるらしい。
このオミクロン株にはこれまでの変異株の中でも、一度に数多くの変異があるそうだ。
英国の保健衛生当局によると、武漢で確認されたコロナウイルスとは根本的に違うウィルスになると言っていた。
それで、従来のワクチンでは効かないとわかった場合は、ファイザーは対応するワクチンを100日以内に供給できるようにするらしいけど。
まぁ、今のところは、まだはっきりしてないことが多いらしい。
オミクロンの感染力 向かいの部屋に滞在だけで… https://t.co/F4lRVJcds6
— テレ朝news (@tv_asahi_news) November 27, 2021
いずれにしても「遅かれ早かれデルタ型よりもさらに感染力が強いか、自然免疫やワクチンによる免疫を回避する能力が高いか、あるいはその両方を備えた変異型に直面することになるだろう」と専門家は考えているようだ。
コロナ前の日常に少しづつ少しづつ、戻り始めたところなんだけど、オミクロンが入って来るとまた逆戻りしかねないよね。
やはり世界の流行がおさまらない限りは、手強い変異株が誕生し続けるだろうから、まだまだ感染症との戦いは終わりそうにない。
ワクチンもだけど、変異株にも効いて感染しにくくなる特効薬、重症化を防ぐ特効薬が出てこないと終わらないのかな。
オミクロン株も自滅する方向に変異してくれるといいけど。
来年に向けて、ワールドメイトで祈らないと!
新変異型で世界株安 市場、経済正常化シナリオ修正もhttps://t.co/eGpaC8xXgU
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) November 27, 2021