とうとう緊急事態宣言が全国に出された。ただ、不要不急の外出を控えると言っても、日本の場合は強制力はないので、かなり自由に動いている人が多いけどね。
それでも、できるだけ家にいるという人がめっきり増えた。
ワールドメイトの仲間で、最初は家族と長くいる時間が増えたのはいいと思ったけど、最近耐えられないと言う人もいるけど笑。
まぁ、まだ、笑って言えるくらいだったので、日本はましかなと思うけどね。
フランスやイタリア、インドなど、厳しい外出制限をかけているところでは、ホント家にずっといるだろうから、ストレスが半端なく溜まっているよね。
海外や日本でも、DVや児童虐待など、家庭内暴力が増えているという報道をよく目にする。
また、仕事に行かないと生活できない人もいるので、外出規制に反発し、インドやアメリカのいくつかの州などでは、大規模なデモや騒動が起きているところもある。今後も増えるかも。
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今日、封鎖終わると思ってって
今日まで我慢してたけど、もう実家帰りたくて 、賃金労働者が今日ロックダウン違反A huge crowd after extention of #lockdown #Bandra #CoronaVirusUpdate#BreakingNews #IndiaFightsCorona#インドニュース #インドメモ#コロナウィルス #Mumbai pic.twitter.com/BEqhmbD8f1
— Manish @インド 🇯🇵 🤝 🇮🇳 (@yogimanish_) April 14, 2020
それにしても、まさか、こんなに世界の様相が変わってしまうとはね。
ところで政府のクラスター対策を主導している西浦教授の話では、今回の新型コロナウィルス感染症では、重症者の半数が亡くなっているとの海外のデーターを紹介していた。
重症者は、人工呼吸器が必要なレベルの患者になると思うけど、ドイツのように集中治療室が多く、フランスやイタリアの重症患者も搬送している国でも、亡くなった人が4000人を超え、連日増え続けている。
ドイツほどではないけど、日本よりもICUが多いと言われる、フランスやイタリア、スペインでも、2万人をすでに超えるか、まもなく超えるほどの死者が出ている。
イギリスのボリス・ジョンソン首相も集中治療室に運ばれ、命が助からなかった危険もあったと、自ら述べていたよね。
日本では、亡くなられた志村けんさんが、最後の砦と言われるECMO を使って治療していたそうだ。
「生きるか死ぬか」だったと明かしたジョンソン首相。
入院中に見たのは、命を危険にさらして働く医療者たちの姿でした。 #新型コロナウイルスhttps://t.co/Uo04vlTulP— ハフポスト日本版 / 会話を生み出す国際メディア / 世界各国に広がるニュースサイト (@HuffPostJapan) April 13, 2020
当初は、ワールドメイト会員の中にも、インフルエンザよりは少し強いウィルス程度という認識の人もいたけど、実は、かなりの致死率を持つ感染症だったことが、だんだん明らかになってきた。
また、インフルエンザはワクチンがあるから安心だけど、新型コロナはまだワクチンがないから、だから危険だというのもある。
ただ、正確にいうと、ワクチンは重症化を防ぐそうだけど、必ずしも感染を防げるわけではないようだ。
例えばインフルエンザワクチンは、接種しても、抗体が十分にできない人もいるらしい。
その場合は発症するけど、少しは抗体があるため重症化はしにくくなると言われている。
また、季節性インフルエンザの流行の株と、その流行を予測して作るワクチンの型が違った場合は、発症を抑える効果はないそうだ。重症化を予防する効果はあるみたいだけどね。
そして成人の場合、ワクチン摂取後、4週間で抗体の増加がピークに達し、3~5ヶ月後から低下するそうだ。それほど長い効き目は持たない
それで、みんなが毎年ワクチンを打っているわけではないし、日本では年間に推定1000万人くらいがインフルエンザに罹患し、3000人が亡くなり、関連死まで含めると1万人くらいの人が亡くなると言われている。
じゃあ、日本ではインフルエンザの方が、よほど怖いと思うかもしれないけど、その致死率は0.05とか0.1% の世界だからね。
新型コロナの致死率は、イタリアでは約14%、スペインでは約12%を越えているのは、医療現場の対応が限界を越えていることと、あるいは実際にはもっと感染者数が多いのかもしれないけどね。
今の日本の現状の数字では、2%くらいになっている。
世界でも検査数が多いと言われる韓国もだいたい同じようなレベル。
日本も含め、実際の感染者はどの国でももっと多いと思うので、致死率はさらに下がるとは思うけどね。
それでも2009年に流行したインフルエンザの10倍の致死率というWHOの見解があった。
ワクチンも、有効な治療薬も確定してないせいもあるのか、重症化する人や、重症ではなくても酸素が必要になる人が一定数出てくる。
ちなみに、韓国よりも徹底して検査を進めてきたドイツでは、現状の数値で判断すると、約3%の致死率になっている。
欧米とアジアでは、ウィルスが変異し流行している株が違うという話だし、欧州のは毒性が強いものに変異しているのではとの憶測もあるから、一概に比較できないとは思うけどね。
いづれにしても、SARSやMERSよりは致死率が低いとはいえ、それなりの致死率があると思うし、感染力の強さから言っても、とても危険な感染症であり、西浦教授が何もしなかったら、日本でも40万人の人が亡くなるという根拠もわかるような気がする。
もちろんこの数字は感染が広がるまま野放しにして、何も対策もせず、国民の多くが免疫を持つくらいまで広がった場合を想定してのことだと思っている。
未知のウィルスなので、正確な感染拡大の予測は難しいだろうけど、イタリア北部では新型コロナウィルスの抗体検査を行っていて、症状はなくても、抗体がすでにある人が、実はかなりの数存在していたという報道も見た。
そして、抗体を持つ医師を前線に派遣し、持たない医療関係者は、患者と接しない裏方に配置するなどもしているそうだ。
ということは、実際の感染者は、症状が出ない人や、出ていても回復した人など、本人が気がつかないだけでかなりの数がいるのかもしれない。
ところで、世界の60以上の製薬会社や大学、研究機関が開発中と言われる新型コロナのワクチンが、いつ実用化されるのかまだはわからない。
仮に認可され、インフルエンザワクチンと同じくらいの効果を期待できるとするなら、感染は半分以下に抑えられ、さらに感染しても死亡リスクを8割以上減らすことができるかも。
さらに、別に有効な治療薬や治療法が確立されれば、現在の季節性のインフルエンザ並みか、それ以下まで、抑え込むことができそうに思う。
そこまで行けば、季節性インフルエンザと同じように、社会が新型コロナウィルスを許容して、不安が無くなっていくのかもしれないよね。
ホントはSARSみたいに、ウィルスそのものがこの世から消滅してくれるといいけどね。
専門家の予想では、ここまで拡大したウィルスを完全に抑え込むのは困難だと思われているようだから。