ワールドメイトでは、深見東州先生から直接指導を受けて、許可をいただいた救霊師という神様のお取り次ぎ者がいる。
今年も救霊師の研修が行われたけど、ふと自分自身がはじめて救霊をうけた時のことを思い出した。
あのとき、20年以上前のことになるけど、今でいうエリア本部まで行って救霊を申し込んでうけた。
その時、やはり救霊を受けに来た中年のおじさんがいて、待合室で一緒になった。その人を見たとき、失礼な話だけど、とても怖い顔の人だなと思って、厳しい表情というのか、とても険がある顔をされていた。
でも話しかけてこられたので話してみると、そこまで悪い印象ではなかったけど、険しい雰囲気で近寄りがたかったのは今でもはっきりと覚えている。
その人が先に案内されて行き、そのあとずいぶんたって自分も救霊のお部屋に案内された。
そして救霊が終わって待合室に戻ってきて、アンケートを書きながらまったりしていると、先ほどの険しい人が戻ってきた。
まだ終わってなかったんだなと思いながら、戻ってきたその人の顔を見てスゴく驚いた。
あの険しかった表情が消えて、普通の顔になっている笑。
そんなことがあるのかと、その時の衝撃は、今でも鮮明に思い出せる。
また、少し話をしたけど、「大変な救霊だったな。あぁ、しんどかった」みたいなことを言っていたように思う。
でも、心なしか笑顔になっていた。
それから、思わず自分もトイレに入って、顔をまじまじと見てみた。
まぁ、でも脳みそのあたりが、ぎゅっと絞られた感じがして、頭の中が妙にスキッとしていた。
それが、初めての救霊を受けた時の思い出だった。救霊を受けて、あそこまで顔の感じが激変した人は、今までに知ってる限りにおいては、その人が一番だったように思う。
ちなみに、顔がすごく美人に変わったなぁ~って驚いたこともある。
それは、初めて九頭龍師の研修から戻ってきた女性たちを見た時のことで、オーラで包まれたみたいに肌が綺麗になって輝いていて、普段、顔立ちも普通の感じだったのに、なぜかとても美人に見えた、というか確かに美しくなっていた。
龍女というのは絶世の美女らしいけど、九頭龍師になると女性は美人になるからスゴいねって、真剣に話していたのを思い出す。
自分のことも話すと、初めて救霊を受けた時も、その後九頭龍師になった時も、別に顔が変わったという印象はなかった。
でも、エンゼル会(ワールドメイトで奉仕をしている人たちの会)に入って3年目くらいのとき、ふと数年前の自分の写真を見て、顔がスゴく変わっているのに気がついた。
ワールドメイトに入会する少し前の写真なのに、それがいやらしく、ずる賢そうな顔に見えた。その当時はそんなことを思ったこともなかったのに。
過去の写真を見て、まるで自分じゃない別人のように思えて、とても不思議な感じがしたのを覚えている。
顔の話ばかりになってしまったけど、実は中身もそれにあうだけ良い方に変わっていて、ワールドメイトにいるとこんなに変わるんだなって思っていた。
すぐに変わっていく人もいれば、3年くらいで大きく変わる人もいるし、いろいろだけどね。
個人差があるし、深見東州先生の著作にも書いてあるけど、たとえば救霊を受けてスゴく変わる人なんかは、それまでにかなり苦労して苦しんできた人が多いようだ。
すでに苦しんできたことで、かなりの劫を払っていたんだろうね。まぁ、あまり苦しみすぎると性格がいびつになって、ますます悪因縁を呼び込んでしまうのかもしれないけど。
一番いいのは、苦しみながらも前向きに、自分を鍛えるために必要なことなんだと思うことができるといいんだろうけどね。