ワールドメイトの神事が行われている最中は、新しい天体発見のニュースなど、宇宙に関する話題が世間を賑わすことが多い。
明日16日未明に地球に最接近する小惑星は、ワールドメイトの神事中ではなかったけど、今宇宙に関するホットな話題になっている。
地球の周りには、膨大な数の彗星や隕石、小惑星がいき交っているそうだが、このサイズの天体は、計算上では40年にひとつ接近し、1200年に一度の割合で地球に衝突するそうだ。
最近では、1908年、ロシアのツングースカ大爆発が、小惑星ではないかといわれているが、このときはシベリアで樹木8000万本が、2000平方キロメートルにわたりなぎ倒されている。
幸運にも、人がいない地域で良かったが、小さな国でおきれば滅んでしまいそうな破壊力だったといえる。
ところでロシアと言えば、本日15日早朝、西部ウラル地方チェリャビンスク州に隕石が落下し、その衝撃でガラスが割れて大勢の人々が負傷したというニュースがあった。
隕石落下で負傷者が出るケースは、世界的にも極めて珍しいそうだ。
その時の衝撃の写真や映像まである。
вспышка над Челябинском
まるで、ロケット弾が飛んできたようにも見える。
それから日本でも、今年の1月20未明、茨城県あたりに隕石が落ちるのがとらえられている。
そのあと日本では大きな地震が続いたため、巨大地震のまえぶれかと言う人もいたらしい。
ところで今回の小惑星は、幸い、地球に衝突することは無いそうだ。
それにしても気象衛星「ひまわり」の、さらに内側を通過するそうだから、かなりの至近距離ではある。
ただ、万が一衝突したとしても、45メートル程度の大きさなので、地球が滅びるようなことは無い。
これがもっと、大きな小惑星だと、どうなるかわからないけどね。
実際に過去に遡ると、生物に破滅をもたらした小惑星衝突も、実際にあったと言われている。
先月、カリフォルニア大学バークレー校の研究者らが、6600万年前の恐竜の絶滅と、メキシコのユカタン沿岸に幅180キロのクレーターを残した直径約10キロの小惑星衝突との因果関係を、いっそう強める研究結果を発表していた。
その報告によると、地質学的な時間幅では、この2つの出来事はほぼ同時に起こったと言うことだ。
いずれにしても、こんなに小惑星やら、隕石やらの話題が続くというのは、何か意味がありそうな気がする。
さらに今年は、2つの大彗星も接近することだし、それも世間を賑わすことだろう。
「パンスターズ彗星」と「アイソン彗星」のふたつで、それぞれ3月頃と11月頃に明るく見えるそうだから。