今回は、ワールドメイト会員には馴染み深い北海道のパワースポット、有珠山と洞爺湖のことを書こうかな。
この地域は今でも変動する大地として知られているよね。

この一帯は何度も噴火しているけど、今でも火山活動がいつ活発になってもおかしくないようなところに町があるし。
今後、住宅地で噴火が起きてもおかしくないらしく、そんな場所は世界でも珍しいというか類をみないと言われている。

最初は11万年前、この地域で巨大噴火が起き、そのカルデラ湖として洞爺湖が誕生したと言われている。
そして、湖の真ん中に見える中島は、5万年前の噴火によって形成された溶岩ドームでできているそうだ。

さらに2万年前くらいから、洞爺湖の南側で噴火が始まり、有珠山が形成されていく。

20世紀に入ってからも、1910(明治43)年、1944(昭和19)年、1977(昭和52)年、2000(平成12)年と4回も噴火しているよね。
そのたびに違う場所から噴火し、火口もたくさんあるそうだ。

マグマの粘性が高いため溶岩ドームが形成されて、明治新山、昭和新山、有珠新山が誕生してきた。
2000年の噴火でも大地がかなり隆起した場所があったけど、新山はできてない。

噴火するたびに大地が動き地形が変わってきたから、変動する大地とも言われている。そんなところはパワースポットでもあるんだろうね。

また、近年、これだけ噴火していても、事前の避難が成功し、人的な被害が非常に少ないことでも知られているよね。特に2000年の噴火では死者は出ていない。

そして、2000年の噴火以後は、これまでの噴火と違って噴火の爪痕を残すようになり、観光に活かしたり防災教育に役立てているそうだ。
そんな流れの中で、2009年に日本で初めて「洞爺湖有珠山ユネスコ世界ジオパーク」として、世界ジオパークに登録された。

観光地としての美しい景観はもちろんだけど、噴火による大地の恵という恩恵もあるから、昔からここに人は集まってくるようだ。
そして神霊スポットというか、パワースポットなので、縄文人やアイヌの人たちもそのことがわかっていたんだろうね。
ワールドメイト会員もそのことを深見東州先生から聞いているけどね。詳しいことは書けないけど。

噴出物が堆積した火砕流台地は野菜の栽培に良いそうで、火山灰や軽石が混じった土壌では果樹がよく育つそうだ。栄養が豊富で水はけもよく、日当たりも良いらしい。
また内浦湾(噴火湾)は入り組んで、隙間が多く、豊富な海産物に恵まれ、魚も住みやすい。
そして温暖な気候なのでは畜産業をするのにもとても良いそうだ。

忘れてならないのは、1910年の噴火の後に温泉が発見され、それが今の洞爺湖温泉になった。
噴火の危険はあるけど、それ以上に大地の恵が素晴らしいよね。

中島は四つの島からなるけど、もう一つ、水面ギリギリまで隆起しているところがあって、ゼロポイントとしても有名らしい。
洞爺湖の北側には羊蹄山が見え、絶好の景観スポットになっているよね。

「千と千尋の神隠し」の世界も味わえるしね。

