台風4号が日本に接近しているのは、太平洋高気圧が、この時期としては強く張り出しているのが原因だそうだ。
本来、夏の暑さをもたらすこの高気圧は、6月にはまだ勢力が弱く、この時期の台風はフィリピン方面に西進するか、はるか南の海上を進み、日本まで到達しないのが一般的と言われている。
にもかかわらず、このままいくと、6月としては8年ぶりの日本上陸となってしまいそうだ。
ワールドメイトでは、このタイミングで指宿神事が行われていたけど、お取り次ぎは延期になった。
神事の日程はかなり前から決まっていたけど、なぜ季節はずれの、しかも強烈な台風が計ったように神事会場付近まできたのには、なんだか偶然とは思えなくて。
それで昨日、ワールドメイトからメルマガが届いて、やはり深い意味があるんだなということを感じたけどね。
その深い意味については書かないけど、本来は台風にしても地震にしても、単なる自然現象における脅威という以上の、何かがあるようにも感じてしまう。
ギリシャ神話や聖書や、日本では古事記など、世界の神話なんかを見ると、雷が落ちたり、火山が爆発したり、洪水が起きたりなどの自然現象は、多くは神々の力によって引き起こされたようなことが書かれている。
逆に地震をとめたり、噴火を鎮めたり、疫病の伝染を止めたりすることも、神様の力でなされている。
神話の世界なので、それをそのまま信じる人はいないと思うけど、たとえば日本では歴史の中でも、そういうケースが見られる。
平安時代に、菅原道真公が亡くなった後、道真公を貶めた人が雷にうたれたりするので、これは道真公のたたりに違いないと、時の権力者藤原氏らは非常に怖れたそうだ。
それで道真公を天神様として祭り、その魂を鎮めたのが、北野天満宮であるという話が残っている。
また、鎌倉時代の元寇の時には、二度にわたってタイミングよく大風が吹き荒れ、元軍の船が壊滅したという。こちらは、地元の筥崎宮の神様が神風を吹かしたという説話や、日蓮上人の法力によって、嵐になったという話もあるようだ。
いずれにしても当時の人々は、それらの自然現象が偶然におきたとは、誰も思わなかったのだろう。
現代では、自然現象を全て科学的に説明するので、それは当然のことだろうけど、その奥に神様の意志を見いだすような人はいなくなった。というか、そう感じる人はいるのかもしれないけど、口にできない世の中になったよね。
でも自然現象の奥には、神様の深い意志があることがあり、だからワールドメイトで多くの会員が真心で祈ると、自然現象が穏やかに変わる証が出たりするからね。
そんな体験をできるのも、ワールドメイトならではなんだけどね。
ホント、天候とか自然現象に関しては、驚くようなことがいくつもあったから。