ゴールデンウィーク中に行われた、ワールドメイトの鳴門や石鎚山での神事は一区切りついた。
予想以上に、スケールの大きな神事になったので、またこの続きが待たれるところだけどね。
ところで、最近のニュースを見ていると、いろいろ流れが変わってきたような気がする。
北朝鮮については、予想通りという人もいるけど、やはり揺さぶりをかけてきている。
そう簡単に北朝鮮が核を廃棄するとは思えないと、訝る人も多かったと思うけど、微笑みと友好ムードに隠された本性を表してきた気もするよね。アメリカも日本も韓国も、北朝鮮の外交に翻弄されないようにしてほしいなと願うしかないけどね。
ワールドメイトで、引き続き祈り続けていきたいと思った。
日本の悪夢と呼ぶしかない「赤い朝鮮半島」誕生の現実味 - 現代ビジネス
それから国内のニュースを見ると、相変わらず特定のマスコミによるモリカケ報道は続いているようだけど。
ゴールデンウィーク前は、安倍総理の支持率が3割を切って、自民党内からも安倍おろしが水面下で進んでいるかのようなニュースが、盛んに報道されていたよね。まるで退陣まじかのように書かれていたけど。
しかし、安倍政権の支持率は下がったものの、野党の支持率が上がっている様子もないため、政権交代した方がいいという人は増えていないようだ。まぁ、自民党内で首相が変わる可能性はあったかもしれないけどね。
そもそもあんなやり方で安倍政権を下ろそうとしても、野党の支持は増えないだろうから、適当なところで切り上げてもっと国政の大事なことを議論して欲しいとずっと思っていた。
偏った情報だけ見て、政権に不信感を持つ人は増えたみたいだけど、予想通り野党の指示に回ることはなかったよね。
たいしたことではないけど、みじかにそんなことを感じることが最近あった。
親戚の叔父さん叔母さんたちはワールドメイト会員ではないけど、高齢者で今までテレビの情報しか見ないような人だった。それで安倍さんのことを、何か隠して国民を騙しているとか言っていた。
それはテレビで言ってることを、そのまま信じて影響を受けているんだろうと思ったので、別にこの問題に限らないけど、現政権に関することは、テレビの言ってることをそのまま受け取らないほうがいいと思うよと教えてあげた。
ところが少し衝撃を受けたのは、テレビに出て発言しているのは名のある大学教授だったりコメンターだったりするから、嘘をいうはずがないと信じていることだった。
やっぱり昔の人でテレビしか見てない人は、テレビで言ってることは正しいことしか言わないと根強く思っているんだろうね。
若い世代になると、テレビの情報よりもネットばかりみてるから、政治に関しては少なくともいろんな意見があることを知っているよね。だから一方的に片方の意見だけを信じることなく、いろんな意見を読んだ上で、自分で考えて判断している人が多いように思う。
それから叔父さん叔母さんたちの話を聞いて、さらに驚いたことには、今は安倍さんに頑張ってもらわないといけないと言ってたことだった。
安倍政権が何か隠して嘘をついていても、それよりも外交に関しては、安倍さんが頼りになると思っているからのようだった。
なるほど、情報が偏ってはいても、わりと現実的な判断はするんだなと思った。
それでゴールデンウィーク前に、永田町に吹いていた自民党内の安倍おろしの空気が、ゴールデンウィーク後には、ガラッと様子見に変わったという報道が流れていた。
野党による政権交代は無理にしても、自民党内で安倍3選を推さない声が強まれば、政権が変わる可能性もあるのかなと思っていたからね。
しかし支持率が下がったと言っても3割はあるし、野党の支持も伸びないので、現政権を変えた方がいいという根拠を失ったらしい。そういえば、確かに与党内の声も静かになったよね。
ということで、これからも長期政権になる可能性が出てきた。しかし長期政権になれば、権力に忖度する官僚もあとを絶たないよね。そもそもトップに忖度しない組織なんてあるのかなと思うし、逆に忖度もされないリーダーだと、かえって心もとない気もするんだけど。
まぁ、政権に対しての忖度が行き過ぎると怖いから、そこは一定の歯止めになるよう公正に政策が進められているのか、野党やマスコミに目を光らせてもらう必要はあると思う。
「安倍3選」に向け吹き始めた"追い風"の正体 ~ 永田町の風向きは急速に変わりつつある - 東洋経済オンライン
それで加計学園に関する問題では、獣医学部を増やしたくないという既得権益が絡む岩盤規制を破ったことは評価しているけどね。
そして首相の関与が問題になっているけど、広域的に獣医学部のない地域に限り新設を認めるとか、一校だけに絞るという追加条件も、ここまでは増設に反対する側に対する妥協のように感じたけどね。
ただ、京都府知事の「愛媛県は10年間訴え続けたのに、こちらは1年。努力が足りなかった」発言もあったけど、大学のレベルとしては、京都産業大学に新設される方がより高いという意見もある。
そのあたりも含めて、どういう基準で決まったのかについては、説明されても国民にはわかりづらいのも確か。というか、公正にといっても、そこには様々な政治的な判断も加わるだろうから、何が正解だったのかは、後になって見ないとわからないのかなと思っている。
今年の3月の岡山理大獣医学部の一般入試では、68人の定員に対し1570人が応募し、志願倍率は23.1倍の結果だったから、こんなに問題になってまで、加計学園(岡山理大獣医学部)に行く人がいるのかという人もいたけど、受験生からは拒否されなかったようだ
獣医師の資格を目指す若者がたくさんいるのは事実だし、ただ、最終的に国家試験に受かるかどうかは別なので、実際にどれくらいの教育レベルになるのか、また社会に貢献できる研究ができるのかは、数年先にならないとはっきりわからない。
とりあえず50年間獣医学部が新設されなかった理由が、需要がなかったというのはやはり変だけど、獣医師の国家試験に受かる人数が毎年1000人程度で変わらないという限りにおいては、そういう理由になるのもわからないでもないけど。
それが新たな競争者の参画によって、獣医学部のレベル全体の向上につながるのであればいいけどね。そうすると国家試験に受かる人数も増えるのかもしれないから。
「医療と政治」サミットに参加したワールドメイト会員は理解してると思うけど、これからますます重要になる感染症を防ぐ機関に関しては、欧米レベルに対して日本は遅れていると懸念されていた。そういう業務に携わる人を増やし、さらに研究のレベルも高くする必要があることもわかった。
今回の獣医学部の新設が、日本における感染症対策のレベルアップにつながるように、政治的な判断があるのだろうとは思うけど、そういう結果になるといいけどね。
まぁ、最近の学生の多くは流行のペット関係の仕事に従事したいのかもしれないけどね。ただ公務員で、感染症に関わる獣医師が足りてない地域も多く、いざ鳥インフルが発生した時に、それに対応するのが難しいという問題もあるので、そちらへの志願もお願いしたいけどね。