諏訪大社は、諏訪湖を挟んだ南北に鎮座する4社・上社本宮(諏訪市中州宮山)上社前宮(茅野市宮川)下社秋宮(諏訪郡下諏訪町)下社春宮(諏訪郡下諏訪町)の総称になる。
4つの神社で構成されているなんて、本当に珍しい神社だなと思う。
初めてお参りする時には迷いそうだよね。ワールドメイト会員は、主に上社本宮で参拝すると思うけど。ただ、上社と下社と言っても、上下の格を表すものではないそうだ。
上社本宮はとても凛とした感じがする。下社の秋宮に行った時は人が多くて、とても賑わっていた。出雲大社と同じような、太い注連縄があるのでも有名のようだ。
上社も下社も本殿がなく、上社は神体山の守屋山に向かって拝殿から祈る。大神神社もそうだけど、御神体山そのものを祈る、古来からの形になっている。
この諏訪大社も、箱根神社や熊野本宮などの神社とともに、ワールドメイトでよく参拝してきた神社だ。深見東州先生も、ワールドメイトができる前から最も多く足を運ばれた神社の一つだったようだ。
つまり、それだけの大神域の中にある神社だと言える。ワールドメイトでは、南北のアルプス連峰は、日本と世界を代表する大神界だと言うことだ。その大神界の入り口を取り締まるのが諏訪大社の神々になるそうだ。アルプスにはたくさんの山があるけど、全部ではないにしろ、穂高とか神々が居る山がたくさんあり、その窓口のような感じなのだろう。
糸魚川静岡構造線と言う、日本の地質が東西に分かれる大断層上に諏訪湖があり、しかも日本最大級の断層である中央構造線も、この周辺で交差している。日本を縦と横に分断する大断層の接点がこの地域になっているわけだよね。なにか深い意味があるのかも。
でも、それ以上に活断層もあるから、地震にも気をつけないといけないけどね。
ちなみに、糸魚川静岡構造線より西側には北アルプス、中央アルプス、南アルプスからなる日本アルプスが広がり、東側はフォッサマグナになっている。
ところで、諏訪大社といえば、天下の奇祭として有名な御柱祭りが7年目ごとに行われることで有名だ(6年に一度)。また、それ以外にも、現在はやり方がかなり変わったようだけど、御頭祭とか、御神渡り神事とか、なかなか他の神社では聞かないような御祭が多い。
御柱祭りは、今年も盛大に執り行われていたし報道でも見たけども、御頭祭の方がある意味もっと珍しい神事のように思う。昔の御頭祭の儀式は、旧約聖書に出てくるアブラハムとイサクの物語にそっくりだとする説がある。
諏訪大社の御祭神は、建御名方神が上社本宮の主祭神で、妃である八坂刀売神が前宮、下社の主祭神となっている。
建御名方神は、国譲りの神話での建甕槌神との話が有名だけど、地元では、諏訪地方に古来から住む洩矢の神を打ち破った神であると言われているそうだ。
洩矢の神とは、ワールドメイトではアルプス神界からの霊気が漏れ出ずるところの神になるそうで、そのアルプス神界の霊気は皇室を護り、また、世界に冠たる日本を築くためのエネルギー源になるそうだ。その神を従えて、常に日本の国の一大事に備える神だと言われていた。
また、創造発展の神としての働きがあり、新たに事業を起こすとか、何かを始める時に、ぜひ参拝したい神であるそうだ。
この諏訪地方に行くだけでも、綺麗な山々に囲まれて、とても気持ちよくなる気がするよね。