風刺画が売り物の仏週刊新聞シャルリー・エブド社への襲撃事件は衝撃だった。
事件の悲惨さには目を覆うしかない。絶対に許されない蛮行だ。
そのテロ事件で、犠牲になったイスラム教徒の警官の遺族が、「過激派とイスラム教徒を混同してはいけません。モスクやユダヤ教の礼拝堂を焼いてはいけません。それは人々を攻撃するだけで、死者は戻ってこないし、遺族の悲しみを癒やすことはできないのです」と強く訴えていた。
家族が亡くなったにもかかわらず、しっかりと大事なことを述べている。
ほとんどのイスラム教徒は穏やかなんだろうけど、一部の過激なイスラム教徒のために、このような訴えを言わずにはいられなかったのだろう。
それで、ふと日本の宗教に対する現実にも、想いがいったけどね。
ほんの一部の過激な宗教団体の行いのために、ほかの平和な宗教団体までが誤解されてしまい、誤った先入観で見られてしまう。
このおかしな風潮も、そろそろ終わりにしたいよね。