深見東州著作の紹介

知ってるようで知らない、正しい先祖供養のやり方を教えてくれる本

お盆の時期でもあるので、今日は「入門先祖供養」という本を紹介しようかな。

こちらの著者は深見東州先生ではなく、ワールドメイト内「正しい先祖供養研究会」ということになっている。ただ、内容に関しては、深見東州先生がワールドメイトで話された先祖供養の内容がベースになっているので、深見先生の著作のカテゴリーに入れてもいいのかなと思う。

 

何かの宗教を熱心に信仰している人は、その宗教で教えてもらった先祖供養をやればいいと思うけどね。

しかし、日本人の多くは、それほど熱心に何かの宗教を信仰しているわけではないし、でも家には代々仏壇が置いてあったり、あるいは核家族の時代になって、仏壇も神棚も自宅にはないけど、気になってはいるという人も多いと思う。

それで、仏壇の扱いは今後どうしたものかと思っていたり、何んとなく惰性で仏壇のことをしている人もいたりするんじゃないかなと思う。

 

信徒ではなくても檀家制度の名残で、それぞれの家の仏教の宗派があったりするし、でも、供養に関することは、それほどよく知らないという人も多いはず。

そんな人たちが、この本を読んで参考にすると、色々と良い結果になっていくと思う。

 

 

先祖供養のやり方に関しては、ネットで調べるだけでも、色々ヒットするけどね。

ただしベースとなる宗派の考えによってもかなり違うので、何を信じれば良いのかわからなくなると思う。

日本の慣習として行われてきた先祖供養は、そもそも仏教から来たものではないし、儒教から来たものでもない。仏教の盂蘭盆会と結びついたり、今のお墓に関して言えば儒教の影響があるようだけどね。

本当は仏教伝来のはるか前から日本では祖霊祭が行われていて、それが神仏習合の歴史を経て、今のようなお盆の行事や先祖供養の形になってきたというのが、どうも正しいようだ。

 

日本古来の神道というのは、子々孫々と命が継承されていくところに、大事な価値を見出している。

先祖のおかげで、今の自分があるわけだからね。日本人は昔から先祖を敬っていて、年に2回(お盆の頃とお正月)は先祖が子孫のいる現世に帰ってくるというので、それを迎え入れる行事があったそうだ。

なので日本人は、DNAに先祖を敬う祖霊信仰を持っているのかもね。祖霊信仰と言っても、ずっと辿っていくと最後は神様に行き着くということで、神様への信仰につながる部分もあるのかな。

とにかく先祖を敬い祀ることは、子孫の繁栄とも関係してくると信じられていて、続いてきたんだろうね。

 

宮中祭祀の皇霊祭

 

ところでお盆の先祖供養は、あの世から帰ってきた先祖をおもてなしするというのを、小さい頃、祖父や祖母から聞いていたけど、お坊さんに来てもらって、ちゃんと成仏できるようにとお経を上げてもらうこともあった。

先祖といっても、霊界で苦しんでいる先祖もいれば、普通に子孫と会うのを楽しみにして帰ってくる先祖もいれば、もう、いちいち霊界からこの世に戻る必要もないほど、修行の進んだ先祖もいるようだ。

一口に先祖供養といっても、子孫に会うのを楽しみにしている先祖には、生前に好物だったものをお供えするとかで喜んでもらえると思うけど、霊界で苦しんでいて、この世の子孫に救いを求めてくるような、本来あってはいけないことをする先祖には、また違う対応が必要になってくる場合もある。

 

実はワールドメイトに入会する前、毎年、旧正月の頃と、お盆の時期になると、なぜか発熱して倒れたり、やたら体が重たくてやってられなくなることが多かった。

今だからわかるけど、霊界で救われてない先祖が、たくさん来てたんだろうね。ワールドメイトで先祖供養をするようになって、変わったことはいくつもあるけど、恒例になっていた節分の頃の病気がなくなったこともその一つかな。

 

で、今書いたようなことも、この本にも少し書かれてはいるけど、この本にはもっと気軽にできる大事な供養の原則や事例がたくさん書かれている。

その内容は、霊界での実情にもとずくものなので、宗門宗派を超えていると思う。そして教えてもらわなければ、自分ではそこまで気がつかないことがほとんどだと思う。

なので、ここに書かれているちょっとしたことをやってみただけで、家庭内のゴタゴタがおさまったりする人がたくさんいる。

自分もその1人なので、先祖供養をしてないことや、誤ったやり方をしていたために、いろんな問題が起きることもあるんだなと実感している。

分家だったりで先祖供養していなくても、何も問題ないこともあるようだから、そんな人は無理にしなくてもいいけど、一応知識として知っておくと、役に立つことがあると思う。

 

 

 

 

それから世の中には、あなたは先祖供養しなければ危ないとか言って、法外な値段をふっかけたりするところもあるらしい。

そのせいか、先祖供養することで問題が解決するなんていうと、それだけで怪しいように思う人もいるようだ。

やたら、法外な供養料を要求してくるものは危ないと思うけど、供養するのに、全くお金がかからないというのもあり得ないかなと思う。それは霊界の実態や法則というものを知ると、わかってくることだけどね。

そして、先祖供養するだけでいろんな問題が解決するわけではないけど、正しい供養をしてみたら、家庭の問題などが解決することは実際にある。

先祖供養のやり方に問題があって、子孫の環境に悪い影響を与えていた場合は、たちまち変わっていくよね。

 

そういう問題につながる誤ったやり方なども含めて、この本には、すぐにできるようなことがかなり多く書いてある。

また、ちょっとした仏壇に関する疑問なんかにも、かなり答えられていると思う。

 

例えば、

位牌はいるのか、いならいのか?

いつまで個人の位牌をは仏壇に置いておくのか?位牌の順序は?大きさは?

どんな仏壇がいいのか?

そもそも仏壇は必要なのか? 家が狭くて置けない人はどうする?

夫婦で両家の仏壇を家に置くとどうなる? どうしても、おきたいときは?

神棚と仏壇の関係は?一緒に置いていいの?

仏壇には毎日ご飯を備える方が良いの?

供え物をするときに注意することは?

自宅であげる般若心経の功罪

お墓は必要か?

 

など、誰でも一度は思うような疑問にも、明快な説明が書かれている。

ということで、誰でも知っておいて損はない、偏りのない先祖供養やお墓に関する基礎知識を学ぶことができ、即活用ができる本だと思う。

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