先週の金曜は、ワールドメイトの衛星中継と重なって、「深見東州のぜんぶ私の歌、ぜんぶ私の話」を聞いてなかったので後からオンデマンドで聞いた。
今回は、時計についての薀蓄をたくさんお話されていた。
最近、なんか深見先生は、腕時計のことについてとても詳しい気がする。
まぁ、株式会社ミスズで、有名海外ブランドの総代理店をされているから、当然なのかもしれないけど。
それで今回のお話だけど、心理学的に見ると時計には恋人という意味があるらしい。これは初めて知った。だからショップを、「時計の恋人」という名前にされたのかな。
カバンにも伴侶という意味があるそうで、ずっと身につけている人は、恋人や伴侶のことをいつも思っているのかもしれないね。だったらいいけど。
機械式の手巻きの時計を、朝起きてから巻く時なんかは、恋人と語らうように、時計と交流するひと時なのかもね。
そして、男性がスケルトンの時計を見るときは、女性の裸を見るような気持ちがあるのかもと、また下ネタに走ってしまわれていた。(^^;
それから自動車好きな人にも、時計好きで、時計に凝る人が多いらしい。メカが好きな人は、そうなるのかもね。
そしてなるほどなと思ったのは、資産価値が高いハイエンドの時計をする人は、資産を身につける意味で、時計をするというのもあるらしい。
資産がたくさんあったとしても、現金として身につけて歩くわけにはいかないし、ゴールドやダイヤの宝飾で着飾るようなことも、女性はいいけど、男性はしないだろうからね。
それで、高級な資産価値がある時計だったら、資産として身につけるのにちょうど良いのだろう。
また、スイスの機械式高級腕時計は、大事に使えば子孫にまで残していけるものでもあるからね。
そういうことでヨーロッパには、資産価値の高い腕時計を身につけるというのが伝統的にあるそうだ。資産として、持ち運びが簡単にできるという便利さもあるようだ。
あとは、男性のお洒落のアイテムの一つとして身につけるのも当然ある。
そして女性も、オシャレアイテムの一つとして、スイスの機械式ブランド物を持つ人が最近は増えているらしい。
深見先生の場合は、腕時計の造形美に惹かれるようで、工芸品として素晴らしいと思えるものを持ちたいと思うそうだ。
毎朝、心をハイにしてくれるようなものがいいそうだ。
先日ワールドメイトで、トゥールビヨンの音や造形の素晴らしさのことを、チラッと話されていたけど、よくあんな小さな時計の中に、あれだけの複雑な仕組みを作れるなと感心する。
トゥールビヨンというのは、特殊な脱進器(歯車が一定スピードで正確に回転するように変える装置)で、高級な機械時計に使用されるそうだ。
その仕組みはとても複雑であり、数多い小さな部品を組み立てて精度調整できる時計師は数えるほどしかいないそうだ。
なので、このメカニズムで時計を製作できるのは、限られた、高い技術力を持つ会社や専門の工房だけになる。
そして日本にも機械式を作れる職人が残っているので、セイコーなど、素晴らしいものを作っているようだ。
丈夫で、時間を正確に知るという実用性から言えば、今や何のメリットもない高級機械式時計なのに、中には数千万、数億の時計なども売れている。
そのメカニズムを作れる人が少ないという希少さもあるけど、やはりその造形美の美しさにあるのだろう。
時計の価値は、ブランド力、希少性、造形美によって決まると言われていた。歴史のあるブランドが、希少な素材と技術力で、素晴らしい造形美の時計を作ると、そんなものスゴい価値あるものになるのだろう。
歴史に残る画家の絵画作品とか、一流の巨匠が製作した美術工芸品などと同じ感覚なのかもしれない。
スイスの時計職人も、そういう素晴らしいものを作る喜びと、それを理解してつけてくれることを喜びに思うそうだ。絵描きが、絵を描く喜びと似ていると、深見東州先生は言われていた。
ちなみに、世界の3大腕時計というと、パテックフィリップを頂点に、ヴァシュロン・コンスタンタン、オーデマ・ピゲと言われていて、5大腕時計になると、ブレゲとランゲ&ゾーネが加わるそうだ。
ところで株式会社ミスズに総代理店になってほしいという事で、深見東州(半田晴久)先生が引き受けられた「ロベルトカヴァリbyフランクミュラー」の時計を、ケンブリッジ飛鳥がペニシュラホテルで、かっこいいねと言って購入したらしい。
「ロベルトカヴァリbyフランクミュラー」は、クオーツを使用するので8万から20万くらいの値段になっているので、フランクミュラーのようには高くないけどね。